カンボジアに来て分かったこと~新規自転車インタビュー~




 

初めまして法政大学2年の高木健太です。

私は今回CBBの老舗プロジェクトである、自転車支援プロジェクトのリーダーとして活動しています。

家から学校までの距離が遠い子どもたちに自転車を届けたい。

通学に使う時間を減らして勉強してほしい。

退学せず高校、大学まで通ってほしい。

そんな思いから私は自転車支援をしようと思いました。

 

そして今回実際にポルセー小学校の小学6年生を対象に自転車を提供する子を決める新規チャリインタビューを行いました。

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インタビューの様子

 

インタビューを行うにあたって小学校の先生にこちらが自転車を提供したい子どもの人数と条件を提示します。

 

先生、通訳含めインタビューを行いました。

 

Hun Hai インタビュー

上記の表はHun Haiという子をインタビューしてまとめた表です。

この子は自分の家がなく親戚の家に両親と居候をしているという家庭でした。

自由な時間があったら兄弟の面倒をみて過ごしたり、家族の仕事を手伝わなくてはならないとのことでした。

いまだ小学6年生にも関わらず自分のために使う時間がなく家族のために生活しなくてはならないという状況。

そんな生活をしているHun Haiの将来の夢は医者と答えました。

「どうしてお医者さんになりたいのですか?」と聞くと

「お父さんの病気を治したい」と答えました。

 

決して豊かとはいえない暮らしをしていて、我慢している部分もきっとあるなか自分よりも家族のことを一番に考えるその姿勢に私は悲しみにもやりきれない気持ちがこみ上げてきました。

自転車を支援することでこの子にもっと楽に学校に通ってほしい。

退学せずあきらめずに学校に通い続けてほしい。

そして、いつかお医者さんになってお父さんの病気を治して欲しいと思いました。

 

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インタビュー後のHun Hai君との集合写真 中央左端がHun Hai君

 

新規チャリインタビューを通じて

私は今回の新規チャリインタビューにおいて6人の家庭にインタビューしました。

家庭の状況は様々でしたが共通して感じたのは子どもたちが働かざるをえない状況になっていること。学校や勉強をするよりも仕事をしなければならないこと。

そんな状況だけど将来の夢を聞いたらすぐに先生、医者になりたいと答えたこと。

医者や先生になるには学校に通って十分な教育を受けなければなりません。

日本では頑張って努力すればつけないことはない仕事。

カンボジアでは家の状況によってつけるか左右されてしまう仕事。

夢が平等ではなく不平等な状況でした。

 

私に何ができるか考えさせられるインタビューになりました。