33台の自転車贈呈式 ~33人が「きっかけ」の自転車を~(前編)




皆様、お世話になっております。CBB副代表の山崎ひかりです。

 

CBBの春渡航もいよいよ明日で最終日。特に初めて渡航するメンバーは、都市プノンペンと農村双方の生活を体験することで各々驚きや感じることがあるようです。

そんな渡航も後半に差し掛かった3月4日、私たちはトロップ小学校で自転車の贈呈式を行い、ポルセイ地区とトロップ地区を中心に、小学6年生33人に自転車を提供しました。

 

以前別のブログ記事でもご紹介しましたが、この度の自転車提供資金は、「Ready for?」(クラウドファンディング)での多くの方々の協力のもと成立したものです。そのため、今までに増して一層の責任を感じながら準備を進めてきました。

 

カンボジア入りする前からインタビュー候補の選定を小学校の先生に依頼(その際、中学校までの距離が遠い・特に貧しい・成績優秀な子であるという条件を提示)し、インタビュー内容を考え、カンボジア入りしてからはメンバーで手分けして家庭訪問インタビュー(インタビュー結果に差が生じないように自転車については触れずに)。

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(▲自転車を受け取った女の子。嬉しそうに微笑んでいる姿が印象的でした。)

インタビュー結果をまとめ、果たして自転車提供に適しているのか(予想以上に家と学校が近い・家庭訪問の結果すでに自転車を持っていた・自転車を買う程度の経済的余裕がある子は対象から外す)をメンバーで話し合い。

提供が決定した子どもを校長先生に報告し、先生から子どもに贈呈式の連絡。

 

このような手順を経て、ついに贈呈式の実施に至りました。

日本の方々、現地農村の方々の今まで以上の協力の下でようやく自転車を贈ることができるということもあり、私自身も緊張と高揚が入り混じった不思議な気持ちでした。

 

贈呈式当日。私たちが小学校の校庭に到着すると、すでに33人の子どもたちが整列をし、少し緊張した面持ちで待っていました。半数の子どもは親も同席してくれています。

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(▲集合写真。)

その横にはすでに調整を終えた自転車が33台。

周りの子どもたちも、提供が決まった33人も、興味津々の様子で自転車を見つめています。

 

贈呈式の内容は、

①    CBBの活動紹介

②    なぜ今回自転車を贈るのか。日本のドナーの方々の協力があること。

③    CBBの大学進学支援でプノンペンの大学に通い日本語も学んでいるコンティアの体験談(彼女は近くの村出身で、貧しかったが勉強を頑張ったおかげで大学に通うことができている)

④    誓約書の記入

⑤    自転車の贈呈

 

というもので、この自転車をどのように使ってほしいか、勉強を継続すると将来の選択肢が増えることなど教育啓蒙の要素も取り入れて、彼らにとってこの自転車が良いきっかけに働くように工夫しました。

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(▲チャリプロジェクトに携わって1年。こどもたちの笑顔を目の当たりにし、喜びも大きかったです。)

CBBメンバーも前に立ち、子どもたちと向かい合う形で式が始まりました。

CBBが行っていた他のイベントとは異なり、緊張した雰囲気が漂っているようにも感じます。

 

ところで、

上記で述べた「きっかけ」とは、どういうことなのか?

果たして自転車で「きっかけ」が得られるのか?

 

この問いに対する農村での活動を通じた私の考えと、贈呈式の全容は後編でお伝えします。

ぜひご覧下さい!

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