【カンボジア×インターン】日本経済新聞から読み取るカンボジア




皆さんお世話になっております。

インターン生の信州大学4年、武村です。

 

私は今回のインターンに参加するにあたって

「カンボジアでも日本の新聞を毎日読みたい!日本語の本にいつでもアクセスしたい!」

と考えていたため、電子書籍を持ってきています。

 

そのおかげでCBBスクールにいても新聞を読むことができているのですが、

普段読んでいる中でカンボジアに関する記事を見つけるたびに保存していたところ

結構スクラップがたまったので今回はそれに焦点を当ててブログを書こうと思います。

 

携帯普及率は日本と大差なし

 

まず一つ目は東南アジアでの携帯電話普及率の記事です。

 

私がカンボジアに来て(失礼かもしれないですが)驚いたのは、

スマホの普及率がとても高いことです。

それこそ道路がきちんと整備されていないような田舎の村でも、

多くの子供たちがスマホを持っています。

 

ここで質問なのですが、日本での携帯普及率って大体どれくらいだと思いますか?

日本での携帯普及率は131.8%です(人口比、2016年時点)。

 

仕事の関係上、携帯を複数台持っているサラリーマンや格安スマホをうまく利用して

スマホを複数台所有している友人などが皆さんの身近にもいるのではないでしょか?

この数字はまあ納得の結果ですね。

 

そしてカンボジアの携帯普及率、実は124.9%なんです!

カンボジアでの携帯保有台数は一人当たり1台を超え、

携帯を使った配車や決済サービスも広がっています。

 

さらに送電網の遅れている地方でも多くの家庭にバッテリーがあり、

充電ができるようになっているとのことです。

 

このように多くの人々がインターネットにアクセスできる環境が整っていくことで

情報格差がどんどんなくなっていくことは、

生まれた環境や地域で生じる格差をなくそうという

国際協力の観点から見ても非常に意義のあることだと感じています。

 

イオン、東南アジアでIT×実店舗

 

二つ目は、プノンペンに進出したイオンがITを用いて新たなビジネスモデルを模索している

という記事です。

このように書くと少し小難しい話のように聞こえるのですが、

実はそんなことはなく

「キャッシュレス決済で集めた消費データから商品開発したり、現地の企業とネットスーパー事業を行って販売促進につなげよう!」

といった内容です。

 

イオンは店頭でキャッシュレス決済を推進しているほか、

東南アジア全体に広がる小売店約1300店舗の情報網を生かし

この取り組みに力を入れているそうです。

 

また、市場としての魅力もイオンが東南アジアに力を入れている理由のうちの一つです。

日本市場の成長がほぼ頭打ちになって久しいですが、

ベトナムでは近年規制が緩和されたことで外資系企業が大量出店を計画しているほか

ミャンマーでも5月に外資規制が緩和されました。

 

とある英調査会社によるとASEAN主要6か国の小売市場が

22年に17年比約1.2倍の6317億ドルになるという試算もあるそうです。

 

変化が激しい途上国の市場において様々な企業と提携しながら

新たな価値をどのように創出していくかが、

イオンが東南アジアでますますシェアを広げていくために必要なのではないでしょうか。

 

 

池上彰に学ぶ「カンボジア現代史」

 

そして最後は池上彰さんがカンボジアの現代史について解説された記事です。

私は高校生のころ世界史を履修していましたが、

「ポル・ポト」に関して「あー、あのカンボジアの独裁者でしょ?」

くらいの知識しかなく、テストで点を取れればそれだけでよい、

そのための知識でしかありませんでした

(これはCBBのインターン生として非常にお恥ずかしいことですが)。

 

そんな私に対してカンボジアの負の歴史をわかりやすく、

そして被害者のインタビューを交えながらリアルに伝えてくれたという点で

この記事の意義は非常に大きいと感じています。その記事の内容を少しご紹介しましょう。

 

ポル・ポトは1970年代後半にカンボジアを支配した独裁者です。

彼は知識人を敵視し、当時の人口約600万人のうち数百万人を殺害しました。

その数は推定100万人とも、300万人ともいわれています。

この大虐殺によりカンボジアは30代以上が少なくなり、

ポル・ポト政権後の国家の立て直しに大きな混乱を生じさせました。

 

この処刑の対象は教師や医師、留学生をはじめ単にメガネをかけているというだけの人にまで

及んだというのですから驚きです。

またポル・ポトは家族を解体して子供を国家が管理するという思想を持っていたため、

多くの家族がこのときに引き裂かれました。

 

ポル・ポトは98年にジャングルの中で死亡し、一部の元政権幹部も特別法廷で裁かれましたが、まだすべてが終わったわけではありません。

当時の政権にいた人々がまだカンボジアでは多くおり、

ポル・ポト政権の被害者と同じ街で生活しています。

当時強制的に徴兵された元兵士の方や、収容所で生き残った方がインタビューで

「まだ私たちの心の傷は癒えていない。この問題はまだ終わってはいない問題なのだ。カンボジアが助け合い、差別のない国になることを願う」

と語っておられたところが私は最も印象深かったです。

 

 

まとめ

 

という事で、今回はこれまでの新聞のスクラップから記事を書いてみました。

新聞を読んでいると普段子供たちと接している中からだけでは

なかなか見えてこないカンボジアの一面を見ることができるので、

とても有意義な習慣であると改めて感じることができました。