CBBスクール~子どものうちから可能性を広げるために~

2011年から始まった子どもたちが退学しないために「チャリ支援」、

2013年から始まった農村の子どもでもプノンペンに来て可能性を広げられるよう、

人生を逆転できるよう、国を担う人材を育む「大学進学支援」および「CBBハウス事業」

しかし大学進学に進むためには村で高校生になる必要があります。

その陰では多くの子どもたちが教育の価値を知らされず、

家を手伝うため、家族を助けるために、学校を中退、工場労働や出稼ぎ労働者として働いています。

CBBスクールとは

CBBでは地方部にて語学学校であるCBBスクールを開設。

現在、70名近くの小学生~大人が毎日、日本語と英語を学びにスクールに通っています。

拡大開校当初、CBBスクールは「基礎学力」と「考える力」の創造を打ち出しました。

多くの日本人の協力の元、「考える授業」を日々の学びに少しずつですが、取り入れることができるようになってきました。

数字で見る支援概要

期間 場所 常設科目 短期特別授業 人数 教師
2014年3月~ コンポンチャム州
バティエイ郡
トムノ地区ルング村
トロピアンスノー村
クメール語 算数・歴史  15名
2014年8月~ 同上 日本語 英語・音楽  20名 山田先生・ソムナン
2014年11月~  コンポンチャム州
バティエイ郡
トムノ地区プロヨック村
フンセンスンダイ高校
 日本語 なし  20名  同上
2015年2月~ コンポンチャム州
バティエイ郡
パーブ地区
CBBスクール
日本語
英語
考える授業
音楽
70名 ソムナン・リダ・ヴァンダ
鹿島早織
(インターン生・神奈川大学4年)
小澤美伶
(インターン生・法政大学4年)
宮崎咲弥
(インターン生・広島市立大学4年)

「コミュニティ」としてのスクール

片道1時間以内には日本人に触れ合う場所がない地方だからこそ「文化センター」としてのスクール。

カンボジア内で年々需要の増す日本語人材を輩出する「日本語学校」としてのスクール。

現在のカンボジア人日本語教師ソムナンを筆頭とする「人材育成の場」としてのスクール。

多文化共生を体現するスクールだからできる日本人インターンの受入、その「挑戦の場」としてのスクール。

今後の展望

まずは継続のための黒字化を目指し、その後、周辺地域への横展開を構想しています。

1年間に1校ずつ、まずはオープンさせていきたいと思います。

しかしCBBの伝統・文化を引き継ぐ学校でなければ意味がありません。

毎日掃除をし、きちんと挨拶をし、日本人と自然と交流する。

そんな環境で育つ子どもたち、将来の可能性が広がるのは言うまでもありません。

もちろん日本語一辺倒では逆に将来の可能性を狭めてしまうかもしれません。

そのため英語をスクール内外で学ぶよう、まずは英語、その次に日本語を学ぶよう生徒たちに推奨しています。

なぜ日本語を教えるのか

いまだ後発途上国に数えられるカンボジア。

他のアジア諸国同様、アメリカ・中国・日本の影響力を随所に見ることができます。

アンコールワットのあるシェムリアップでは日本語の話せるトゥクトゥクドライバーが多くいるのは言わずものがな、

政治経済の中心地プノンペンでも毎年日系企業の数はうなぎ上りとなっています。

そんな近況の中、何が起きているか。

それは日本語人材の不足です。それがもたらすもの、そう高い給与水準です。

一般的な月収として

クメール語人材$80~$150

英語人材$100~$250

日本語人材$120~$300(韓国語・中国語も類似)

クメール語人材でもマネジメント能力やITスキルのため$1000を超す人材はもちろんいますが、ここでは感覚的平均値を提示しました。

ここで村出身の子どもたちがこうした日系企業に勤めることができれば、家族の中で一人でもこれだけの現金収入を得ることができれば、「貧困から脱する」という、多くのカンボジア人の夢が叶うのではないか、そう強く思います。

日本語=所得向上=貧困脱出のカギ

という一つの貧困脱出の手段として日本語を教え、またそれにより「彼らの人生の可能性が広がれば」本望です。