あの生徒はいま / 顔の見える支援

名前を覚えることでどれだけ生徒との距離が縮むのか

投稿日:2017年12月27日 更新日:

こんにちは、ニューヨーク州立大学大学1年、短期インターン中の隈崎です。

今回はCBBに通う子供たちとのささいな出来事をお伝えしたいと思います!

名前を覚える

妹や友達に教えることはあっても、子供たちに教師という立場で勉強を教えるという経験は今回が初めてでした。

授業に臨むにあたって、まずは名前を覚えることからと決め、苦戦しましたが今では大分覚えることができました。

アメリカ留学中も感じましたが、他国の名前は何があるのかを把握していないので難しいです。

しかし授業の初めに聞き、忘れないうちに何度も名前を呼ぶことで(指すときなどに)自然と呼べる生徒が増えてきたことはうれしいです。

女の子に多いスレイ~

名前を覚えるにあたって女の子でスレイから始まる名前が多いことに気がつきました。

スレイチェン、スレイニー、スレイコイ、スレイピー、スレイナー、、

そして、英語クラスの女の子の中に、スレイラー、スレイライ、スレイラッという仲良し三人組もいます。

初めはあれ?同じ?と思ったのですが、彼女たちに発音を直され違うことに気づき、現在はちゃんと呼び分けられるように努力中です。

スレイ~は日本でいう~子のような感じですかね。

スレイ~以外にも女の子だと、プンルー、コンティア、ジェンナー、マラ、ピアッタラ、チャンティー、ピア、ポア、、、

男の子はスレイ~のようによく使われるものはなく、ダーバン、ウィナイ、チャンルァン、ピセット、マァナイ、カッカラー、、、

名前は本当に沢山ありますね。

覚えて自分に余裕が少しできると、カンボジアの名前の響きの可愛さを好きになりました。

私もEnglish Nameのようにクメール語で名前を付けてくれないかな~とふと思いました。

名前から始まる生徒との関係

私は教育現場で働いた経験がこれまでないので偉そうなことは言えませんが、名前を覚え呼ぶことで、生徒との距離がぐっと近くなり、生徒のやる気を引き出しやすくなる気がします。

実際に自分自身、先生に名前を呼ばれると(初めのころ)、あ、覚えてくれたのかと少し嬉しくなり、その先生の授業はよしやるぞと前向きに受けられたなんてこともありました。

生徒を呼ぶと、逆に私の名前も呼んでくれて、私のモチベーションも上がります。

最近はうれしいことが続いていて、例えば生徒が似顔絵と私の名前を書いたものをくれたり、これ美味しいよと日本では見たことのない果物を一緒に食べたり、お花をくれたり。

授業とは関係ないことですが、生徒たちに楽しく授業を受けてほしい、その気持ちが伝わって私にそう接してくれているならうれしいです。

これからも生徒の名前を呼び、距離を縮め、生徒たちにとって楽しいと思える授業をしていきたいと思います。

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