ダブルスクールが普通!カンボジアの大学生は勉強熱心?




スオスダイ!
カンボジア現地インターンの鹿島です。

先日、CBBが大学進学支援でお世話になっているメコン大学の樋口先生から
カンボジアの大学生はダブルスクールをすることが普通であるというお話を聞きました。

日本だと資格がどうしても欲しい人や公務員試験合格を目指す人などが
ダブルスクールをするイメージですが、
カンボジアの大学は・昼・夜の3部制のため気軽に2つの学校に行けてしまうんです。
学費は国立で年間300~400$、
私立で600~700$なので金銭的にも無理な話ではありません。

しかし、樋口先生は
「ダブルスクールをして、成功した学生を今までほとんど見たことがない。」と渋い顔。

それでは、先生がメコン大学の学生に「ダブルスクールのメリットとデメリット」という題でアンケートを行ったときの結果をご覧ください。

◆メリット
・2つ大学を卒業していると(2つ卒業証明書を所持していると)就職が有利になる。

◆デメリット
・休む時間が無く、身体を壊す
・両方とも中途半端になるか、ドロップアウトしてしまう
・課題をやる暇がない
・アルバイトができない

あくまで結果を大まかにまとめたものですが、明らかにデメリットの方が多いですよね。
しかし、多くの学生にとってもっとも重要なのは大学生活の充実ではなく「良い会社に就職して、少しでも多くお金をもらう」ということ。

更に、大学側もダブルスクールを推奨しているところが多いことにも問題があります。
単純に大学を3部制にすればお金が儲かるため、今まで2部制だった学科を3部制にした学科も。そのせいで教授の負担が大きくなり、学生との繋がりも希薄になってしまうというケースも少なくないそうです。

 

そしてダブルスクールをしている学生が、CBBのシェアハウスにも!

1人目はチェンリー。
彼はRULE(王立法律経済大学)というエリート大学で法律を学びながら、
他の大学で国際関係も学んでいます。
将来の夢は法務省に勤務することなので、法律と国際情勢を共に学ぶ必要があるそう。

チェンリー
▲毎日何冊もの分厚い本と闘っています。
この壮大な夢のためにはダブルスクールは必要ですね…

 

もうひとりは、これからダブルスクールをしようとしているプノンペン大学のチャンティー。
国際関係学を専攻しているのですが、経済学の授業が難しくて理解できないため、他の大学で経済学をちゃんと学びたいとのこと。

ダブルスクール2
▲英語の得意なチャンティーは毎晩、シェアハウスの学生に英語を教えています。
もうひとつの学校が始まったら、この光景が見られなくなってしまうのかなと思うと少し寂しいです…。

「2つの卒業証明書は必要ない。ただ勉強したいだけだから、途中で辞めるかも。」と言うチャンティー。
彼のように1つの大学の専攻を中心に勉強し、もう一方は適度に力を抜くなどやり方をよく考えた上でダブルスクールをするのは良いかもしれません。しかし、結局どちらも中途半端で退学してしまう学生もいます。

やはり大学側が3部制を廃止したり、一般教養として複数授業を選べるようにしたりするなど変わっていかなければならないのだと思いました。

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