みんなが幸せになる支援・協力のあり方




法政大学3年の柳田和哉です。いつもお世話になっております。

 

CBBは、「すべての子どもたちへ教育へのフリーなアクセスを」を理念に掲げて活動しております。現在、最も力を入れているのはCBBスクールというプロジェクトで、カンボジアの農村で子どもに日本語と英語を教えるものです。

 

CBBスクールは、当初はCBBの理念どおりに、貧しくて学校にまともに通えていない子どもや、通学や学習に困難を抱えている子どもに学びの機会を保障したいという思いで産まれたプロジェクトでした。

しかし、開校時はCBB側の都合で、貧困地域ではなく私たちの支援地である農村地域の中では比較的豊かなところで始めました。カタカナにするとパーブ、というところに学校を作ったのですが、現在はパーブ校も一時的に閉校を余儀なくされ、経費が今よりかからないチュンプレイというところに移転しました。

 

授業も、カンボジアの農村で日本語を教えることが子どもにとってどういうことなのか、私たちは何をしたいのかが詰められないまま、日本語を教えたり、日本文化を紹介したりしていました。

このように、CBBスクールというプロジェクトは、これまで非常に雑多なものになっています。

 

今年度新しく入会したメンバーを交えて、夏渡航時に実施するCBBスクールでの活動についての話をしていて、思ったことがありました。それは、私たちが「カンボジアの教育は遅れているんだから、問題を解決してよくしてあげなきゃね」と思っているのではないか、ということです。しかし、これはおかしいのではないでしょうか。

 

確かに、日本の教育制度は整っています。かつ、カンボジアは日本よりもずっと経済的な水準が低く、ポルポト政権の時代には知識人が殺され、大学で勉強をしようと思ったら英語を習得しないと文献が読めず、勉強できません。そういうことに関しては、遅れている面があるだろうと思いますし、日本が、CBBが支援すべきところは大いにあると思います。

 

しかし、私たちは、自分たちが受けてきた教育が極めて多くの問題を抱えていて、決して素晴らしい教育を受けて育ってきたとはいえないということを忘れています。