プロジェクト報告 / 現地のいま

少人数だからこそ一人一人と向き合えた自転車支援

投稿日:2017年3月26日 更新日:

皆さま、いつもお世話になっております。

法政大学新2年生の成田彩花です。

今回、3人の学生に自転車を提供させて頂いたので、そのことについてお話させていただきます。

① 学生とその親にアンケート

まず初めに、小学校や子供たちの家を訪ねてアンケートを行いました。

アンケートのおおまかな内容は

生徒→・学習状況
・自転車の使用頻度と使用方法

親→・子供の就学に対する思い
・家庭の経済状況

などです。

英語の話せる方に、私が英語で質問内容を伝えて通訳して頂きました。

このアンケートは私がカンボジアに到着した翌日に行ったのですが、なんといってもカンボジアの人々のオープンな感じに驚きました!

いきなりやってきた私たち日本人を笑顔で向かい入れてくれたうえ、

私が初めて見る農村の家の作りが気になってきょろきょろしていたら、家の中を一通り案内までしてくれました。

② 自転車選び

アンケートを行った翌日に、好きな自転車を選びにスクールにきてもらいました。

なぜか約束の二時間前に来る家族もいました。

やはりマイペース。

そして一番状態のいい自転車を得るため、みんなとても真剣です。

長い人は30分くらい迷っていました。

金具や部品がとれているものもあるので、自転車が決まったらそれを修理屋さんに持っていきました。

修理を待っている間、アイスをくれたり結婚式の写真をみせてくれたり私が退屈しないようにとても気を使ってくれました。

常に感動するカンボジアのひとびとのおもてなしの精神。

修理が終わってバイバイするのが少し寂しかったです。

③ 自転車贈呈式

自転車選びの翌日、とても小規模なものではありますが自転車贈呈式を行いました。

修理の終わった自転車がみんなの手に渡ると、とてもうれしそうな表情をしていました。

3人にしか自転車を贈ることはできなかったけど、少人数だからこそ、ひとりひとりを理解し、しっかりお話することができました。

お母さんが集合写真をとるときに手をつないでくれて、帰り際にはハグしてくれました!

この時は本当にうれしかったです。

今回多くの方の協力を得て、自転車支援の経験をさせていただきました。

このような貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

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