参加者の声

農村からいざプノンペンの大学へ!

投稿日:2015年9月26日 更新日:

こんにちは、皆様お世話になっております。 CBBの渡辺悠です。 今回はCBBのプロジェクトの一環である大学進学支援について紹介させていただきます。

CBBでは“農村の子どもが大学まで通える”仕組み作りを目指して、

①小学生…CBBスクール

②中高生…自転車プロジェクト

③大学生…大学進学支援

というように学年ごとに焦点をあて、それぞれに必要なプロジェクトを実施しています。小学校から大学まで、子どもたちがドロップアウトすることなく一貫して教育を受けられるよう、悪戦苦闘しながらもメンバー全員で取り組んでいます。

ゆうくん1

第3ステージの大学進学支援について。

CBBでは、カンボジアの首都プノンペンにある“メコン大学日本語ビジネス学科”の協力のもと、奨学金枠の一部を頂いております。 今回の夏渡航では次のようなスケジュールでプロジェクトを進めました。

8月20日 フンセンスンダイ高校
8月21日 プレイニア高校
8月22日 フンセンパダウチョン高校

それぞれ、CBBが作成した英語と数学のテストを実施。

9月15日 高校卒業試験の合格発表

その後、卒業試験合格者の中からCBBテストの成績上位者をプノンペンに呼び、メコン大学にて2次試験を行います。今回の奨学金の枠は学生のレベルにもよりますが5~10名を予定しています。

ゆうくん2

そしてCBBの奨学生は大学からすぐ近くのCBBハウスというシェアハウスに格安で住むことができ、奨学金を受けるとともに農村の貧しい学生でも大学に通学できるようになります。

ここまで大まかな流れを説明してきましたが、ここからは今回の渡航で感じたことを含め、もう少し温かみのある文章を意識して書いていきます。

現在CBBには6名の奨学生がいて、

その中にマウという大学1年生がいます。

僕が初めて彼に会ったのは半年前の春渡航。その時は日本語もあまりしゃべらなくてシャイなイメージでしたが、久しぶりに会ったマウはびっくりするほど日本語が上手くなっていて積極的に話しかけてくれました!

そんな彼も次のセメスターから2年生になり、新しい奨学生が入ってくると先輩ということになります。今回テストを受けてもらった高校生も一年後にはマウのように成長して、またメンバーとも交流できたらこちらとしても嬉しいですね。

テストを受けてもらうなかで問題も。

試験中に後ろを向いてしゃべってしまったり、横の人の答案をカンニングしようとする生徒も中にはいました。

そして一時間で英語と数学のテストを両方回答してもらったのですが、数学に没頭してしまって英語の回答がほぼ白紙だったりなんてことも(英語が苦手で解きたくなかったのかもしれませんが)。

テストが終わったあとには、英語で短いインタビューを一人ずつ実施。お世辞にも上手とはいえない英語力ながらも一生懸命話してくれました。 CBBのテストを受けた高校生が近い将来、実際にプノンペンで大学に通い日本語を話してくれる、そう考えるとやはり感慨深いものがあります。

現地の学生と話すと、クメール語やカンボジアの文化など様々なことを僕たちも教えてもらいます。 おかげでCBBメンバーには普段の生活でもクメール語を話す人も(笑) 海を越えても同じ大学生という立場で良い刺激を与えあう関係性でありたいですね。 今回の大学進学支援でどんな学生が来るのか楽しみです!

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