カンボジアの子どもたちは二宮金次郎じゃなかった。~私が感じた現実と理想とのギャップ~




angry(怒っている。)

ABCのアルファベットも満足に言えないレベルの住み込みスタッフまでこの単語を覚えてしまいました。

それくらい、最近の私はイライラしているように見えたのでしょうか。。

皆さま、いつもお世話になっております。第6期現地駐在員の石出恵です。

プチュンバン(日本でいうお盆期間)が本格的に始まり、CBBスクールも926()102()まで1週間お休みでした。

生徒たちは毎朝スクール近くのお寺に通い、プノンペンシェアハウスの学生たちも全員が田舎へ帰省。

もうCBBスクールはスタートしましたが、これはお盆休みが始まるまでの私の気持ちを綴ったブログです。(笑)

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(みんなで近くの田んぼへ。プチュンバン気分はあと1か月続きそう。。)

本日は[カンボジアの子どもたちは二宮金次郎じゃなかった。]という、私が日本で抱いていたイメージと現地に来て感じたイメージとのギャップについてお話しします。

というよりは、私の最近の悩みをブログにしたようなものです。(笑)

 

皆さんは途上国の子どもたちにどんなイメージを持っていますか?

皆さんのイメージするカンボジアの子どもたちはどんな顔で勉強していますか?

夜は何をしてますか?

朝ごはんは何を食べていますか?

 

現地に来る前。

私が抱くカンボジアの子どもたちのイメージはみんなが全員勉強したくてたまらない子たち。でも、勉強したいけど、家の仕事の手伝いや働かなければならないから学校にいけない、勉強できない。

そんなかわいそうな子どもたちの様子を思い浮かべていました。

そうまさに私の一生懸命勉強している代名詞:二宮金次郎さんのように。

働かなきゃいかなくても、電気がなくても、薪を背負い、わずかな小さな光を頼りに勉強しようと。

だからこそ、1年をかけてそういう子どもたちにチャンスをあげたいと思い、そのイメージが途上国で教育支援に携わりたいと思った理由でもあります。

 それに対して日本の子ども。

塾でアルバイトをしていても、家庭教師のアルバイトをしても、こんなに親にお金を払ってもらって、コンピューターが11台あって、新品の教科書があって、エアコンがあって、こんなに恵まれている環境があるのに、どうして勉強しないのかと。

なかなかやる気を出さない生徒たちに四苦八苦する日々でした。

(私も勉強嫌いなので人のことばかり言えませんが。。。)

 

そんなイメージを持ってやってきた今回のインターン生活。

率直に答えをいうと、この国に二宮金次郎がいなかった。ということです。

(この答は私が6ヵ月間この国の子どもたちの関わりの中で現在抱いているイメージです。)

スマフォを持っていれば暇さえあれば携帯ゲーム。

時間があればひたすら昼寝。

朝ごはんに一番安いインスタントラーメンを買ったら美味しくないから嫌だという。

朝から晩まで勉強できる時間があっても、「きょうはこころがいたいからべんきょうしません。なぜならけいたいこわれた。」「オッチョン!(やりたくない!)」「Sorry, busy.(ごめんなさい。いそがしいです。)

2杯ご飯のおかわりできても、1時間の勉強は頭が痛くてできないというスタッフ。

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(みんなでお昼ごはん。この日の話題は明日のトイレ掃除は誰がやるか。(笑))

 

実際のところはこんなところ。

勉強時間を決めて、インターン生が張り付いて個別で対応、時間になったら呼びにいく。

時間通りに来なかったスタッフと言い争いetc…

それだけしても実施率は20%いくかいかないか。。

スタッフマネジメントが課題の私にとって、毎日頭の痛い日々が続いています。

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(新住み込みスタッフのシナ。彼はきっと何時間でも勉強できる頑張り屋さん!)

散々色々書きましたが、今回のブログは、カンボジアの子どもたちは二宮金次郎ではなかったので、日本に帰ります。

という報告のためのブログではありません。(笑)

 

現地にきて、二宮金次郎はいませんでした。

これは、現地に来なければ分からなかった私の大事な発見だと思っています。これに気づけなかったら私はいつまでもかわいそうな子どもたちを想像し、日本で募金をしていたでしょう。

でも、もう一つ気づいたことがありました。それは、この国の特に田舎に暮らす子どもたちはびっくりするほど情報が入ってこないということです。

つまり、勉強の大切さも、自分の能力も、大学に入るとどんなメリットがあるのかも、自分が何をしたいのかも、自分は何が得意なのかも、彼らは知らずに生きているということです。

英語を話せたらどんなに収入が上がるか、日本で働けたらどんな経験を得ることができるのか、勉強をしたら人生を変えるチャンスを掴めるかもしれないこと。

「いい仕事をもらって、家族を助けたい。」

彼らのこの気持ちは、今水牛を引いて木を切ることよりも、勉強をし大学に行ってからこそ叶えられる夢なんじゃないのかな、と最近私は思ってならないのです。

その事実に、小さいころの私ももちろん、今青春時代真っ盛りのCBBスクール住み込みスタッフたちは気づいていないんじゃないかな。

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(サッカーに大はしゃぎだったリダとタイ。) 

CBBスクールに二宮金次郎はいませんでした。

だからこそ、私が二宮金次郎になれる方法と、そのモチベーションを彼らとともに見つけていきたいと思います。

皆さんもぜひCBBスクールの住み込みスタッフたちに会いに来てくださいね!

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