参加者の声

旅をして感じた日本語教育の需要

投稿日:2017年6月30日 更新日:

皆さまお世話になっております。

国際協力NGO CBBインターンの地下です。

カンボジアに到着して94日目になりました。

本日は日本のレストランを巡りました。

昨日聞いた情報を元に3箇所のレストランを自転車で行きました。

ここノンカイでは、寿司のお店が

沢山あり、現地の人に人気です。

しかし、日本語を話せる人はいませんでした。

日本で流行りのミスタードーナツ、ケンタッキー、しゃぶせんの店がありました。

店員は全て現地の人で、価格も

現地に合わせて大きさを小さくするなどして安い価格で売られていました。

しかし、どの店員に聞いても日本語を勉強したいる友人、

日本語学校は知らないとのことでした。

今日を通して学んだことは、ノンカイでは日本語教育が

行われていないことです

もちろん日本語を勉強してもここでは職業に繋がりません。

ノンカイから電車で12時間離れたバンコクで働くために

日本語を勉強する人が僅かにいるみたいです。

日本語学校オープンのプロジェクトを

初めて2週間が経ちますが、

私がイメージしていたものと違う現状が多くありました。

ベトナム(ホーチミン)

日本語語を学ぶ学校が多数存在しました。

日本語学校に通う生徒は、皆日本語検定の

資格を持っており、日本人とコミュニケーションが上手に取れるレベルでした。

生徒の多くは、日本企業で働く、

日本に留学したいと強い目的意識で日本語を学んでいました。

また、田舎の方でも日本語教育が

行われているところもあるみたいで

私がスクールオープンの話をすると、

興味のある生徒数人いました。

ベトナム(フエ、ダナン)

フエには日本語を学ぶフエ外国語大学が
ありました。

ここでも日本語を学ぶ生徒の日本語力は高く、

全員がN3を取得して卒業するみたいです。

スクールオープンの話をすると、

興味のある学生が2人見つかりました。

そして、農村でホームステイをすることも決まりました。

2人の学生のうちの1人の弟は日本語に

興味があるみたいですが、学ぶ機会がないので、

スクールオープンの話はすごく積極的に受け入れてくれました。

ベトナムでもカンボジアと同じように、

語学が給料に強く結びつく実態がありました。

私が訪れた3つの町は共通して、

日本語の需要がありました。

スクールオープンの可能性を感じました。

ラオス(ビエンチャン)

ラオスの首都ビエンチャンでも日本語学校、

日本レストランは多数存在しました。

さらに日本語を学ぶ国立の大学もありました。

私が訪れた2つの日本語学校と

ラオスの国立大学の話では、

ラオスでは日本語が職業に結びつかない

現状があるみたいです。

そのため、日本語を継続的に学ぶ生徒は少なく、

無料でないと生徒が集まらない現状を伝えてくれました。

もちろん将来ガイドになるために

学んでいる生徒もいましたが、

将来の職業を視野に入れて学んでいる

生徒は少ないみたいです。

日本語の需要は高いものではないと

現地で働く先生の声を聞いて改めて実感しました。

タイ(ノンカイ)

ノンカイに滞在して2日ですが、

どうやら日本語学校はないみたいです。

ここで学んでいる人は僅かで、

学んでいる人は冒頭に書いた通り、

バンコク等の大都市に働きに出ることになります。

CBBスクールでは現地主体で

スクールオープンを考えているので、

日本語を話せる人がいないノンカイでは

日本語のスクールオープンの難しさを感じました。

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