カンボジアの歴史、ポルポト政権③ 〜世界平和について考えてみた〜




こんにちは。CBBインターンの後藤志織です。

先日、カンボジア、プノンペンにあるトゥールスレン博物館、キリングフィールドに行って、正直、私が想像していた以上の事がポルポト政権時代のカンボジアで起こっており、大きなショックを受けて帰ってきました。

また、こんなにも恐ろしい事が起こっていたのに、今までの19年間、詳しく知らなかったという自分が情けなかったです。

カンボジアのポルポト政権の歴史を学んで、思ったことや感じたこと、また小さい脳みそながらも、世界の平和について考えたので、その考えをシェアさせて頂きます。

記憶を伝える大切さ

トゥールスレン博物館、S21、の展示物は、ユネスコの世界記憶遺産に登録されています。私達が記憶の保管者だそうです。

私も、実際にトゥールスレン博物館、キリングフィールドに足を運んで、何が起こったかを知り、記憶を共有して、記憶の保管者になりました。記憶の数だけ苦しんだ人がいます。

忘れられた、伝えたいけど伝えられなかった記憶もたくさんあると思います。せめて残っている記憶をできるだけ多くの人にシェアして、次世代に伝えていくことが大切だと感じました。

私は、カンボジアの歴史をシェアしたいというカンボジア人の大学生の男の子とポルポトについて、話したことがあります。

その子は、ポルポトの事を40代、50代の人々は知っている。しかし、子供達はポルポトの名前は知っていても、何をしたか詳しく知らない子供達が多いと言っていました。

カンボジアでは、歴史をあまり重視しておらず歴史の授業の時間が少ない学校もあるらしく、子供達が十分に歴史を学べない、ポルポトについて詳しく知らない状況だそうです。

ポルポトの歴史は絶対に知るべきことだと思うので、この現状にはショックでした。

ポルポト政権の虐殺から何を学ぶのか?

ポルポトが政権を掌握していた当時、カンボジアは閉鎖されていて、何がカンボジアで起こっていたのか、世界中が把握できていませんでした。

1975年から79年、ポルポトが大量虐殺を行なっていた時、日本では高度経済成長期を終えて、カンボジアで起こっていることとは想像がつかないくらい豊かな生活を人々は送れていたと思います。

同じ地球上なのに、生まれた場所によって、こんなにも境遇が違ってくるとは悲しいです。

カンボジアの歴史、ポルポトについて学んで、強く思ったことは、2度とこのようなことを繰り返してはならない、ということです。

でも、今現在、世界でこのように閉鎖された国で虐殺や独裁政治が行われてないかというと、そんな事ありません。

ISIS、いわゆるイスラム国は、大量の公開処刑を行うなどしてシリアやイラクの土地を占領し、恐怖政治を行なっています。

また、北朝鮮も、他国の介入を許さない閉鎖された環境で独裁政治を行なっています。

ポルポトの歴史を学んでから、尚更、そのような情勢を変えたい、助けを求めている人を助けたい、と思うようになりましたが、それと同時にどうしたらいいのかわからないもどかしさも感じるようになりました。

この収容所に収容されていて、生き残った人々がいます。ある生き残った1人の画家の方の言葉です。

“人間が人間を動物と同じ、もしくは動物以下に扱うようになったら、それは正しいことではない。命令や服従、殺されることしか考えられなくなったら、それは正義の終わり。”

私は、どんな人間にもひとりひとり尊厳があるということを認識し、人に対して常にその人の尊厳を大切にして接する、ということを世界中のみんなが行えば、虐殺や差別や紛争は減るのではないかと思いました。

また、恐怖政治に屈することなく、自分の意思をしっかり持って、正義を貫ぬくという勇気をみんなが持てば、少しでも平和は実現するかもしれません。

そしてやはり、第一次世界大戦、第二次世界大戦を経験してきた先進国の歴史から、戦って、人を殺すということからは、悲しみを生むだけで何も意味がないということを、学んでほしいです。

歴史は繰り返すと言われますが、繰り返さないようにできるのが人間だと思います。

日本でももうすぐ、8月6日、9日、15日、平和について考えないといけない日がやってきますね。

カンボジアの歴史について学んで、やはり自国の戦争の歴史についても学ぶことがもっと必要で、私はまだまだ知らない事がたくさんあると感じたので、もっと日本の歴史についても学んでいこうと思いました。

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