国内だより

日本版出張授業へ~松戸市立小金北小学校へ行ってきました。~

投稿日:2017年1月26日 更新日:

こんにちは。皆様、いつもお世話になっております。元長期駐在員の石出です。

1月24日(火)、松戸市立小金北小学校へ、カンボジアについての授業を6年生に行ってきました。

実はここは私の母校です。

昨年は【ボランティア】というテーマで授業をさせて頂き、今年はカンボジアについて、【世界の国を知ろう!】のテーマに沿ってお話させて頂きました。

私がこの出張授業を行うのには、理由があります。

私は小学生のころ、毎年アメリカからの留学生をホームスティで受け入れる家庭に育ちました。

英語は話せなかったものの、いつか絶対彼らのくれたカレンダーに書いてあるグランドキャニオンに行ってみようと子どもながらに考えた記憶があります。

そして、総合学習の授業では、「もったいない」という言葉を世界に広めノーベル平和賞を受賞したワンガリー・マータイさんや、パラリンピック走り幅跳び選手である佐藤真海さんに出会った経験があります。

片足が義足でも私より前を向いて生きる真海さんの姿や、故郷の環境問題に取り組むマータイさん、そしてその活動を支える方々に会い、人を支える仕事をすてきだなと思った記憶があります。

高校生になって、将来の自分の道を考え、『カンボジアに行き、恵まれない子どもたちを笑顔にしたい。』という今の目標を決めたのも、振り返った時に、小学校での総合学習やホームスティの経験があったからでした。

少子化が進み、経済格差に加え教育格差までもがもっと広がっていくと問題視されている日本。

私の小さい頃のように、ホームスティ先になったり、総合学習でパラリンピック選手に会える人が何人いるでしょうか。

もしかしたら、生まれる家庭によって、将来の選択肢が狭まってしまうのは、途上国だけでなく、日本にも起こることなのかもしれません。

そんなとき、キャリア教育こそ、学校の現場でどの子どもにも平等に与えることのできる選択肢なのではと思うようになりました。

塾に行かせてもらえたり、海外旅行に連れて行ってもらうことは、全員ができることではないし、私が彼らをカンボジアに連れていくことはできません。

しかし、学校に行って、経験を伝えることは私たちにはできる。

子どもたちが知らない世界を知って、少しでも世界を広げてくれたら。

そういう意味も込めて、この活動を絶対に続けていこうと思っていました。

(校長先生に撮影して頂いた写真。授業に熱中していてカメラを忘れていました。。)

今回はただ授業をする、ということに加え、「授業の質」というのをテーマに、めぐみさんの授業や今までの自分のパワーポイントを見直し、伝えやすくわかりやすい授業づくりに励んで臨みました。

パワーポイントに動画を使い、クメール語は劇で楽しく。

あとで振り替えられるようにワークシートを作成し、授業は全体的にクイズで考えながら、子どもたち主体の考えさせる授業を心がけました。

ゲストティーチャーは、私石出と副代表を務めた伊藤、めぐみさんとスレイリャで行いました。

生徒たちからは

・カンボジアの小学生の生活は日本とは違うところばかりで驚いた

・薪割りや雨の動画があってとてもわかりやすかった

・もっとカンボジアのことが知りたくなった

・カンボジア語の劇がとても楽しかった。クメール語を勉強したい。

という感想をいただき、緊張と楽しさの45分間はあっという間に終了しました。

以下、伊藤の感想です。

子どもたちに何かを教えるということはほとんど初めて、緊張しましたが、反応が返ってきたときに教えることの喜びを感じることができてよかったです。

(*引用)

その後は、スレイリャが1時間、先生に初体験。

お手伝いの先生とともに、英語を使わず、日本語とクメール語だけでの授業に初挑戦しました。

顔の部位などの10個のクメール語を、カタカナとひらがなで黒板に書き、生徒を復唱。

覚えてもらうために、生徒にクイズ形式で楽しみながら教えました。

少しの英語はあったものの、スレイリャにとってとても貴重な体験をさせて頂きました。

機会をくださった松戸市立小金北小学校の皆様、本当にありがとうございました。

出張授業についてのご意見・ご感想は、お問い合わせからお願いいたします。

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