参加者の声

スレイリャ探しの旅は苦難の山あり谷あり

投稿日:2017年6月24日 更新日:

皆さまお世話になっております。

国際協力NGO CBBインターンの地下です。

カンボジアに到着して88日目になりました。

本日は1週間滞在したベトナムを離れ、ラオスの首都ビエンチャンに向かっています。

ベトナムのフエからビエンチャンまではバスで24時間かかります。

スリーピングバスで移動するのですが身長が179cmある自分にとって

足は伸びせないのでなかなかきついです。

これは出発前の自分が心で思っていたことです。とても贅沢ですね。

この6時間後の自分はどう思っていたのか。。。

6時間後の自分は『贅沢は言わない。座ってでもいい。

寧ろ立ってでもいいのでビエンチャンに連れて行ってください。』

一体私自身に何が起きたのか。

気付けばお昼の12時にラオスとベトナムの国境に到着しました。

私は国境だと知らずに、お昼ご飯休憩と思い

急いでご飯を食べ、バスに戻りました。

しかし、バスに戻ると急いで出国手続きをするように言われました。

私は慌てて出国手続きと入国手続きの場所まで400m程走りました。

確実に手続きを行うために人に会うたびに場所を聞きました。

10人に聞いた後に無事に出国と入国手続きを終えました。

この時はすでにもうかなりかなり焦っていました。

『バスはもう行ってしまったのか。』

到着してすでに1時間が経っていました。

不安な自分の様子を察して、

ベトナム人の3人組が声をかけてくれて

サトウキビジュースを買ってくれました。

一緒に座って話をするとどうやらビエンチャンに行くみたいです。

このバスに乗るために運転手に交渉しましたが断られました。

話すらも聞いてくれませんでした。

私は1人になり、ますます不安になりました。

『彼らは私より後にこの場所に来た。』

と思っていたので、私のバスはすでに行ってしまったとこの時に確信しました。

人生最大のピンチだと思いました。

バスの中にはパソコン、お金、荷物全てがあります。

手元にあるのは80ドルとパスポートのみ。

80ドルでは、ここからカンボジアに戻ることも難しいです。

途方にくれ、お店に戻り何時に次のバスが来るのかを尋ねると4時だと言いました。

今は3時前。

4時ということは、ここに到着してすでに4時間が経っています。

自分のバスはもうここには来ない。

どうやってビエンチャンに行き、

どうやって自分の荷物を探すかだけを考えることにしました。

4時になりビエンチャン行きのバスが
来ました。

そのバスに乗る人もたくさん来ました。

私はその中の男の人に相談して、ビエンチャンに行きたいことを伝えました。

何としてでも乗らないといけないと思い、ジェスチャーでここに座ると
伝えました。

ここから、ビエンチャンまで12時間かかるので

『まじか!』という表情で見て来ました。

何とか交渉が成功し、50000キップ日本円で750円をなぜか刺青をした
乗客らしき人に払いました。

とりあえずビエンチャンまで行けることが確定しました。

この時はすでに5時です。

頭の中はビエンチャンに着いて私の荷物をどうやって探すのかと

どうやって資金を調達するかでした。

バスには私1人でした。

乗客を待っていると、運転手が私に後ろに行くように言いました。

そして、後ろに行き、周りを見渡すと。

『ん?うそ?まじ?』

まだこの時は信じていません。

私のバックのようなものが見えました。

『まさか?』

到着してすでに5時間が経っています。

50000キップ払ったことは無駄金ですが

彼がいなかったらこのバスには乗れていません。

この旅で感じたこと。

陸路での国境越えはかなり難しい。

全く英語が通じないから、

バスから降ろされる時に何をしたらいいのか分からない。

この東南アジアでの学校建設探しに興味のある人探しは
本当に試練の連続です。

この苦労の先に、農村部でのスクールオープンがあります。

子供達の未来のために何が起きても諦めず必ず第2のスレイリャを
見つけます。

まだまだバスの旅は続きます。

それではチョムリアップリア。

にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ

↑↑ポチッとしていただけると励みになります↑↑

-参加者の声
-,

Copyright© 国際協力NGO CBB , 2024 All Rights Reserved.