あの生徒はいま / 顔の見える支援

子どもたちの成長の様子…@CBBスクール

投稿日:2015年10月28日 更新日:

こんにちは。お世話になっております、現地駐在員の小澤です。

 

最近のスクールの様子をご報告いたします(^^)/

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(▲ 小さい子どもの日本語クラス。会話の練習中です。)

 

8月末から開始した 小学生~中学生向けの日本語クラスですが、「あ~ん」までのひらがなをすらすらと読むことができ、「お元気ですか?」「はい、げんきです。あなたは?」といった簡単な会話もできるようになりました。

数字や、曜日、月日なども覚え始め、最近は「何を食べたいですか?」と尋ねると「バナナと魚が食べたいです。」と答えることができるほど成長しました。

まだ始めて2ヶ月程ですが、1日毎に「あ行」「か行」… と練習していた頃から比べると、字もだいぶきれいに書くことができますし、耳も日本語に慣れてきたような気がします。

日本語を幼い頃から学ぶことによって、彼らの将来にどんな影響を与えることができるか分かりませんが、外国語を学ぶことによって外国人である私たちとの交流を楽しんでもらい、外国への興味、また日本への興味を持ってもらえたら幸いです。

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(▲ こちらは初級の中・高校生クラス。みんなの前で質問に答えます。)

 

続いて、高校生クラスの様子。

先週の金曜日に「プチュンバンについて」のプレゼンテーションを行いました。

生徒の情報によると、毎年 下弦の月1日~15日までの間がお盆のようで、最終日の15日のことを「Pchum Ben Day」と呼ぶとか。

(そういえば、月の形は 下弦の月 でした! …ちなみに昨晩は満月!)

先祖の霊が、お寺(パゴダ)を彷徨う間、お腹がぺこぺこの先祖のために、米やお餅をパゴダ内に投げつける…(これを ばん投げ というらしい。)

もし、先祖の霊が、親戚をパゴダ内で見つけることができなかったら、おなかがぺこぺこの先祖の霊は親戚を呪うとか…!

熱心な仏教徒であるカンボジア人は、お化けとか、霊とかそういうモノを信じていますので、パゴダも朝早くから通うわけですね。呪われたくないために。

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(▲ 辞書で調べて、日本語の文を作ってくれました。)

 

そんな説明も日本語でできるようになってくれて嬉しい限りです。

私にとって最後のプレゼンテーション発表でしたが、毎回成長を見せてくれた生徒には感動してばっかりでしたし、カンボジア教師のソムナンと相談して、プレゼンテーションを開始して本当によかったな、と思います。まだまだ改善が必要だと思いますが、これを機に大きく成長してくれると願っております。

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