あの生徒はいま / 顔の見える支援

「私の人生を変えた子供たちに会いに」

投稿日:2017年7月5日 更新日:

皆さまお世話になっております。

国際協力NGO CBBインターンの地下です。

カンボジアに到着して99日目になりました。

私の大好きな故郷に

私が初めてカンボジアを訪れたのは、大学2年生の春です。

今から2年と半年前です。

最初に訪れた時の写真はこちらです。

2年前のセイハン。

まだクメール語も話せなくてずっと「ぜいぜい」と言っていました。

この時はまだ4歳です。

ずっと泣いていました。

セイハンのお姉ちゃんのマリー。

この時は6歳でした。とっても

恥ずかしがりさんで、写真を撮ろうとすると笑顔がなくなります。

「必ず来年また会おうね。」

この交わした言葉は1年経っても決して心から消えることはありませんでした。

1年ぶりの再会

1年前は売店に行くたびに怖がって泣いていた子が、1年経つとどうでしょう。

今度は笑顔で走ってきました。

本当に驚きました。

男の子のセイハンはゼイゼイしか

言えなかったのに、1年後は

「とも」と話せるようになっていました。

1年前は話せなかったのに、1年後に

名前で呼んでくれることに感動したのを覚えています。

マリーは1年前と違ってまたお姉ちゃんに

なり、自分で勉強した日本語で話してきました。

学校で日本語を学べないけど、家で自分で勉強していました。

一年半ぶりに村を訪問

マリーは9歳になりました。

日本人は来ないのに、日本語の教科書で独学で勉強していました。

ローマ字読みで書かれたものを読んで、お互いに会話をしました。

赤ちゃんだったセイハンももう7歳になりました。ご飯、魚、日本語も話せます。

この歳にして、おばあちゃんとの会話を通訳してくれます。

おばあちゃんは全く日本語がわからないので、

セイハンとマリーは簡単なクメール語に直してくれたり、ジェスチャーを入れてコミュニケーションを取ろうと必死です。

恐らく心で繋がりたい!

お互いの気持ちが強いからこそ生まれるのでしょう。

お互いの心が繋がっていれば例え1年に1回しか会えなくても、

ずっとずっと繋がっていられます。

それではチョムリアップリア。

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