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スクールから雇用創出への第0歩~目指せCBB発映像授業・YouTuber~

投稿日:2017年5月12日 更新日:

国際協力NGO CBBインターンの地下です。

カンボジアに到着して44日目になりました。

昨日は9台のPCのうち1台が、タッチパネルを使えなくなる事態が発生しました。

しかし、現地スタッフはこれに対して、特に驚きを示すことはありませんでした。

私はこのことに対してCBBに滞在している中で一番危機感を感じました。

日本の財団から頂いたお金でやっと買うことが出来たパソコンです。

コンピューター教室が始まって4日目で早くも1台が壊れたかもしれない事態。

CBBスクールでは、これらのパソコンを使って、

デザインを学び、CBBスクールから仕事が生まれることや語学の動画を撮影、編集しYouTubeとFacebookに投稿する目標を立てています。

しかし、これが実現する前に、このままでは多くのパソコンが使えなくなってしまいます。

パソコンの値段は日本と同じで5万円程します。

カンボジア人の給料の5か月分にもなります。

パソコンを現時点で9台表に出していることもあり、スタッフが1台1台を大切にする気持ちが薄れているのを感じました。

私はこの時に「パソコン教室は授業料を取り、限られた人数の中で行っていく」という選択肢が頭をよぎりました。

しかし、目の前には、生まれて初めてタイピングを学ぶキラキラとした目で学ぶ子供の姿があります。

やはり「一人でも多くの子どもたちに学んでほしい」この選択肢しかないという思いが強くなり、本日はパソコン教室の大掃除を住み込みスタッフと先生と協働でするところから始めました。

掃除をして、初めて沢山の砂や虫、ごみが教室にあったのかに気付きました。

これからは毎日協働で生徒が来る前に掃除は行っていきます。

最終的には生徒が行うようにします。

次にパソコン教室のルールを定めました。

1.飲食禁止
2.土足厳禁
3.PCを1時間勉強したら、英語日本語を1時間勉強する。
4.パソコンは外に持ち出さない
5.来たら名前のチェックを受ける。

守れない人は使用禁止にしました。

さらに、授業の前後は挨拶を行うようにし、ルールの確認を行いました。

これにより、出席確認のもれもなくなり、メリハリも生まれました。

少しずつ、日本の子ども達が日常的に行っていることも教えていきたいと思っています。

例えば、日本では「揃える」習慣がありますが、カンボジアでは揃える習慣はありません。

靴を並べたことが恐らくないと思いました。

そこで、PC教室の前に靴を揃える空間を作りました。

最初は散乱していましたが、揃える子も出ていました。全員が揃える意識を持てるように継続的に指導していきます。

さらにカンボジアの子どもたちに礼儀も教えていきます。

日本語を学ぶときは特にしっかり日本の「おじき」の仕方も教えていこうと思います。

最後に、プロモーションについて書きます。

現在90名の生徒数の登録があります。

クラス数も10クラスあり一気に拡大することができました。

私はここからが勝負だと思っています。

目標人数の120名に到達できるかはスクールマネジメントと授業の質にかかっていると思います。

正直、プロモーションはこれ以上必要なく、CBBスクールの体制を整え、授業の質を高め、語学の向上を生徒に実感させられるかだと感じています。

CBBスクールの噂はあっという間に広がります。

CBBでパソコンが学べることも1週間で、地区全体でプロモなしで広がりました。

クチコミ社会のカンボジア。

授業の質が高く、他の学校にない良さを生徒が感じ取れば、長くCBBで学びに来る生徒も増え、新しい生徒も友達伝えで増えてくると思います。

今来ている生徒を大切にして、長くCBBで学びたいと思ってくれる授業を行なっていきます。

それではチョムリアップリア。

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