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明日の保障はできない。だからこの一瞬に全力を注ぐ。@インターン生の思い

投稿日:2017年11月19日 更新日:

お世話になっております。長期インターンの勝間田です。

最近は生徒の出入りに変化が見られています。今まで来ていた生徒から、「午後にクメール語の勉強をしに行くから来週からCBBに来ることができなくなる」「英語の授業を他のところで受けるからCBBに来る回数が減ると思う」と言われることもしばしば。

スクールから去ったとしても、生徒たちには笑顔でいて欲しい

フリースクールとして活動していているため、来るもの拒まず去る者追わずという考えをもっています。日本語を勉強したい、日本人と話してみたい、関わってみたいと不安そうな顔で来る子も大歓迎しますし、知識と楽しい時間をその子たちに提供したいと思っています。

しかし、来ていた生徒がいなくなるというのはやっぱり悲しいし、寂しいです。今までとても楽しく一緒に授業をしてきました。ボールで遊んだり、すごろくをやったりと、まぶしい笑顔を見せてくれていただけに、その子に会えなくなるというのは複雑な思いです。

村にいれば会える機会はあると思いますが、会えないかもしれません。その子たちが別の場所で笑っていてほしいと願うばかりですね。そして何より、生きていてほしいですね。少し大げさのように感じる人もいるかもしれませんが、私は今までの経験からこう考えるようになりました。

明日があるという保障はない

日本で教員だったころの出来事です。「考えていることがあるから、少し相談にのってほしいです」と私のクラスの生徒に言われました。「わかった。今日の放課後は会議があるんだけど、いつが良い?」と聞くと、「明日が良い」と。

約束をしたその日の下校中、その生徒が交通事故にあいました。幸い、命に別状はありませんでしたが、私も学年部の先生方も落ち着いていられませんでした。病院でその子の無事を確認した後に全身の力が抜け、涙が出そうになったことを今でも覚えています。

誰だってそうですが、明日があるという保証がありません。日本で起こった9人殺害事件、タイのアユタヤ観光に行く途中で交通事故にあった日本人、自然災害、ガンや病気、例をあげればきりがありませんが、どこで突然死ぬかわかりません。大事な人に会えなくなるかわかりません。教え子の話を聞くという約束も、死んでしまったら永遠に守れません。

一期一会、その瞬間を大切に

カンボジアに来て、子供たち、現地の方々、偶然会えたインターン生と出会って、一期一会という言葉の意味をより考え、感じるようになりました。伝えたいことは今伝える。一緒にいられる時間が今ならそこに全力を注ぐ。

平和ボケして忘れていたことが、ふとした瞬間に思い出されます。CBBを去っていく生徒との別れは寂しいですが、背中を押し、陰ながら応援できたらと思っています。また、顔を見せてくれたらこんな嬉しいことはないですね。そんな日を楽しみにしながら、今いる子供たちと楽しい時間を過ごします。みんな可愛くていい子です。

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