パッション / 想い

途上国の環境汚染問題~先進国としてどう関わるのか~

投稿日:2018年7月3日 更新日:

皆さま、お世話になっております。インターン生の土田です。

 

カンボジアのごみの捨て方

 インターン生の仕事の一つに掃除があります。子供が勉強に集中できる環境づくりをします。

そこでゴミ箱にゴミがたまったとき、敷地内にある森の中にゴミを捨てに行きます。

自分は日本では一応、環境保全に関するサークルに所属していたので、違和感を覚えます。

日本だったら環境保護的観点からしっかりゴミ捨て場に捨てなくてはならないという考えになるのですが、村では森などの自然にゴミを捨てるのが一般的のようです。

もちろん都市であるプノンペンにはゴミ捨て場がありますが、それでもプノンペンの道路には多くのゴミが捨てられています。

 

 

関心の向けられない問題

カンボジアのように発展途上国と呼ばれている国々では経済成長が進む一方で、環境汚染の問題が深刻になっています。

途上国では経済成長が一番の優先事項とされており、そのほかの環境や人権といった問題に関心が向けられません。

首都のプノンペンでも急激な人口増加によって下水処理が間に合わなくなり、大雨が降った時には地下の下水が地上にまで溢れだしてしまいます。

 

 

経済成長と環境汚染の関係性

現在は先進国となっている日本やイギリスでも経済成長を成し遂げる途中で、公害の問題を抱えていた過去を持っています。

それでは経済成長を成し遂げるには必ず環境を犠牲にしなくてはならないのでしょうか。

の先進国が経済成長を遂げだ時代と、途上国が経済成長を続ける現在とでは違いがあります。

それはなぜ環境に配慮しなくてはならないという知識や、それを可能にする技術の有無です。

ではなぜ途上国はそれをしようとしないのでしょうか。

今の地球規模の環境問題は現在の先進国によるものなので途上国はあまり積極的に環境問題に取り組もうとしません。

途上国は先進国と同じような方法で発展をしようとします。そのほうが楽で、平等と考えるからです。

先進国とは異なり環境に配慮しながら発展を遂げるのは前例がないため新しい問題が生まれる可能性があり、非常に面倒くさいと考えます。

ただ途上国に環境に配慮しろというのは先進国としては無責任だと思うので、途上国にも何か利益をもたらしつつ、途上国の意見を尊重して課題に取り組むべきだと思います。

 

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