現地のみんなで出した結論。「ここで暮らそう。」




けい
皆様、いつもお世話になっております。

第6期現地駐在員、法政大学4年の石出恵です。

カンボジアに到着して1日目。今日はシェアハウス事業での出来事についてご報告させて頂きます。

【シェアハウス事業】

これは大学進学支援の一環で始まったCBB設立当初から続く事業です。

農村出身の大学生にプノンペンにて格安で住居を提供し、共同生活の中で困ったときに相談しあえる関係、そしてお互いに勉強を教えあう環境を作るために始めたものでした。

今まで3年間の支援で10人の奨学金獲得者(のち2名退学)をはじめ、口コミなどで知ったメコン大学以外の学生も住むようになり、多いときには15名ほどの学生が住んでいるときもありました。

英語の得意な学生が夜に英語を教えていたり、後輩が先輩に試験問題を聞いていたり、お互いの専門知識を話していたり、たまには全員でご飯を食べたり。

3年という時間で私たちの考える理想に近づきつつもありました。

ごはん

(一番シェアハウスがにぎわっていたとき。)

またカンボジア人同士だけでなく、CBBの国内メンバーとの交流も含め、私にとっても彼らと過ごした時間はとても貴重なものであり、近くで成長を見守ることができる素敵な空間がそこにはありました。

そんなシェアハウス事業。

カンボジアの家賃・電気代の高さ、住んでいる学生の人数の変動もあり、これまでなんとかやりくりしてきましたが、CBBの財政難により、来月から一旦休止することが決まったのです。

国内の声
「今住んでいる学生たちはどうするの?」

「CBBの勝手で住んでいる学生に迷惑かけたくない。。」

心配する国内メンバーからの声を聞き、行きの飛行機の中でもずっと考えていました。

ですが、国内からたくさんの声が届く中、私の気持ちは決まっていました。

けい
「現地のことは、今住んでいるみんなが決める。」

そのため、到着後すぐ住んでいる学生1人1人に直接話をしました。

CBBに今お金がなくてこのままだと家賃が払えないこと、国内のメンバーがお金を集めてくれていて8月をメドにもう一度スタートしたいこと、そして私はみんなと一緒に暮らしたい!ということ。

初めて会う学生もいましたが、ほとんどが1年前からの仲。

引っ越し先のサポートやシェアハウスについての意見など、見知らぬ他人じゃない私だからこそできることがあるんじゃないかと真剣に話しました。

kei2

(誕生日を祝ったり、お別れパーティーをしたり。思い出がたくさん。)

そして迎えた夜。

ラタナ
「Let’s start a meeting!」

そう呼ばれて集まったリビングには、メンバー全員の姿が。

現地スタッフのスレイリャやシェアハウスリーダーのラタナを中心にミーティングが行われました。

みんな
「このままここに住みたいよね。引っ越すのめんどくさいし。」

「ここがなくなったら日本人こないよね。」

「人を増やせばいいんじゃないの?10人だったらいいよね!」

「電気代とかも払うんだから節約しようね。」

引っ越しムード濃厚だった私はびっくり。

けい
「ここでこれからもみんなで住めるの?」
みんな
「うん!!」

一緒に住めることになった嬉しさ、そして何より学生主体で話し合いが行われ、問題を解決したことに言葉にならないくらいの喜びが。

彼らは私が思っていたよりもずっと強く、自立していたんだと実感しました。

翌日から冷蔵庫の電気は使わない!電気は節約!夜もなんだか電気を消す時間が早くなった気がします。。(笑)

クーラーボックスに氷をためて飲み物を冷やすなど工夫がたくさん。

6年目を迎えたCBB。彼らに何かをしてあげるのではなく、一緒に作り上げる、彼ら主体でやっていく時期が来たようです。

この気づきを忘れず、これからのインターン生活に生かしていきたいと思います。