支援には金がかかる。農村ホームステイだけでもそんなに…!?




皆様お世話になっております。

国際協力NGO CBBカンボジア現地代表、高橋昌祐樹です。

先月は知り合い2組をCBBの支援地であるコンポンチャム州バティエイ郡に連れていきました。

そこでご飯代や交通費は事前にいくらいくらだよと伝えてからスタートはするのですが…。

「結構高いねっ」

「It’s a good business」

なんて終わってから言われてしまいまして「CBBではホントに1銭も取らずにコーディネートしたのに…」と心の中で意気消沈。しかしどうやらカンボジア農村という非日常を勘違いしているんだと気付きました。

まずはプノンペンでの生活費から考えてみます。特に贅沢しない生活の場合。

宿代最安$4
朝飯$1
昼飯$1.5
夜飯$1.5
水$0.5
コーラ$0.5
バイタク往復$2.5

合計$11.5ですね。
3日で$34.5。

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(先週の地区長村長会議です。新しいマイクロファイナンスの議論をしました。)

さて農村はというと

宿代タダ(ホント村の人の善意です。地方のゲストハウス、通常$6はします)
朝飯$0.75(市場で食べれます)
昼飯$1.5(外食出来る所がないので家の方に作っていただきます。ただレストランではないので$1.25にしたらもう赤字です。人件費を無視した原価です。)
夕飯$1.5(昼飯と同じ金銭感覚です)
水$1(12本パックを買います)
コーラ$0.5(プノンペンと同じです)
交通費$11(プノンペン~村までのみです。往復バイタク$7、往復バス$4)
ガソリン代1日$1.25(本来バイタクでもない人がお金を取らずにバイクに乗せてくれます。その人はその間仕事が出来なくなります。あり得ないほど親切なのに人件費を除いたガソリン代を請求するだけで「高いっ」と言われてしまいます。。)

合計1日$17.5。
3日で$30.5。

あれ農村なのにプノンペンと同じくらいじゃないかと。当たり前です。それでも農村の人たちの多大なボランティアにあやかっています。プノンペンの価格が抑えられているのは、お店が充実してるから。農村で一般家庭にごちそうになるのに薄利多売の屋台より安く食べれるのがおかしい。そう言えば水浴びの水代も1タンク$2します。水貴重ですから…

先日2週間弱滞在した台湾人の兄弟に$100ちょっとを請求しました。そしたら「いいビジネスだね」なんて言われて…
2週間で2人分、普通に$200越えです。本来ならうちの現地スタッフの人件費1日$10も請求しなきゃうちは潰れてしまうのに…付き添いの現地スタッフの往復交通費までCBB持ち。どう安く経費だけ見積もっても$350…

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(日頃お世話になっているのでコミュンホール門設置の$100寄付。そう言えば出席者18名全員に$1.25をガソリン代として払いました。みな給料が月$30とかで行政の仕事はほぼボランティア。時間を割いてかつプロジェクトまで進めてくれるのでささやかなお礼です。これを賄賂と言うかお礼と言うかはあなた次第。)

なんというか、毎回心の中で憤っていても仕方ないので

農村に行くには金がかかる。

農村で動くには金がかかる。

農村で食うには金がかかる。

人件費って知ってますか?

ってことで今度からは事前に原価がっつり書いた請求書かっちし事前に出そうと思います。そろそろスタツアしてる団体みたく手数料取ろうかしら。

支援となるとこれは基本料金で、スタッフ複数人の人件費はもちろん、更にプロジェクトに関わる村人たちの人件費、準備に使う交通費、提供する物、めちゃくちゃ金かかります。1日で小さなイベントやるだけで最低5万円はかかります。

農村ホームステイはタダではありません…!!!!

支援には金がかかります…!!!!

すみません、以上です。

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さて来る12月14日(日)12~17時、3年目となる「カンボジアフェスタ2014」開催致します。昨年は100名超の参加者が来てくださりました。今年はひそかなカンボジアの有名人の方の講演会も予定しています。

参加はこちら。

ブース出展希望の団体様も受付中です。