私にできることは何かーメコン大学で日本語学ぶ学生たちの裏事情




お世話になっています、インターン生の脇坂です。
久しぶりに朝から雨がたくさん降っていて、大雨の音で6時に目が覚めました。
インターンが始まってずっと1年生の授業についてましたが、今日は3年生の授業に参加しました。
その様子を少し紹介したいと思います。

高い日本語能力

今日の3年生の授業には4人の生徒がいました。2月から仲の良いスレイニッチ、リァクサ、サッカー友達のコサール、そして1年生に妹がいるスレイニッチです。このうち、2人が今回、日本語能力試験のN3に合格しました。

それもあり、授業はほとんど日本語で行われていました。授業の最初に、わたしは皆に改めて自己紹介をしましたが、ほぼ全て日本語を理解していました。テキストはトヨタの格言集のようなものを使っていて、「日本語ビジネス学科」という学科をより強く認識できる授業でした。

今日扱った文章は「トヨタが大事にしているのはスピードと質を追求した上で付加価値を生むこと」という文章です。普段私たちが何気無く使っている日本語がたくさん出てきましたが、いざ学生達にこれはどういう意味?と聞かれるとスムーズに説明することができませんでした。

もしかしたら、学生達の方が自分よりも正しく使っているかもしれません。また、日本人の長所と短所についても授業を行いました。彼らの日本人に対するイメージは、始める時間を守るが終わる時間は守らない、いい意味でも悪い意味でも厳しい、挨拶をちゃんとするなどでした。

私たち日本人は普段当たり前なこととして認識していることが、彼らにとっては不思議なこともあるということを改めて気づきました。

個人的な意見ですが、終わりの時間を守らないというのは日本人の最大の短所だと思いました。まだまだ日本人の長所と短所はたくさんあると思うので、学生達と関わる中で知って言ってもらえたらなと思います。

皆が日本語を勉強する理由

自己紹介の中で、コサールから「ゆうたはなんで、ドイツ語を勉強しますか?」と聞かれました。

私がドイツ語を勉強しているの理由が、小さい時ドイツに3年間住んでいてただ興味があるという漠然とした理由です。また、将来ドイツと日本とカンボジアに携われる仕事につきたいなくらいのふわっとした夢しかありません。

そこで、私も学生達に聞きました。「どうしてみなさんは、日本語を勉強しますか?」と。すると、皆共通していたのが、日本語が好き、日本に行きたい、留学したい、仕事がしたいということです。

1人の学生は、日本で自然食品のお店を開きたいという具体的な目標を持っていることもわかりました。普段みんなとは休み時間と遊んだり、お昼ご飯を食べたりなどしかしていなかったので、将来の話をした時に彼らの心の中には日本語を勉強する熱い思いがあることを気づきました。

やはり、彼らといると自分の未熟さと、日本の社会に甘えているということを実感できます。もっと自分のため、多くの人のために何か自分から行動を起こしたいと思います。

垣間見える金銭問題

今回残念ながら、リァクサはN3に落ちてしまいました。まだN5、N4も持っていないと言っていました。彼女は確かに資格を持っていませんが、とても日本語が上手でおそらくN4は余裕で合格できると思ます。

でも彼女は私に小さな声で言いました「お金ありません、高いです」と。この言葉を聞いた時、私はとても悔しいと思いました。能力があるのに、金銭的な理由で資格を取れないのです。

前回のブログに書きましたが、N3以上になると留学の際、資金が少し免除されたりします。これは留学したい学生にとってプラスのことです。しかし、資格を持っていればの話です。

リァクサは日本語ができるのに、このままだと資格がないとされ、留学の夢は難しくなってしまいます。このことに、とても悔しさを覚えました。

私は金銭的に学生を支援することは学生なので、難しいですが、彼らの受ける試験に対し、日本語を教えたりすることはできます。今はネットがあるので、帰国後も日本語を手伝ったりはいくらでもできます。

リァクサだけでなく、金銭的に資格を取れないという生徒はまだ多くいると思います。そのような学生に対し、自分になにができるか、このインターン中にヒントを見つけたいです。

 

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