農村視察 ~貧しさのなかの格差 “見た目”だけで判断できること~




皆様、こんにちは。CBB学生副代表の山崎ひかりです。

 

2月18日にCBBの全体渡航より一足早くプノンペン入りしました。

早速、翌日の2月19日から支援地の農村を視察し、今後のプロジェクトの調整をしてきました。

今回は二つの農村を見てみての印象と、同じ地区の農村でも格差が大きいこと、“見た目”でもわかる、貧しさの中の“差”があることをお伝えします。

 

 

CBBが支援しているのは、首都プノンペンから車で2時間ほど、カンボジア王国コンポンチャム州バティエイ郡の農村です。

私が今回訪れたのは、トロップ地区(トロップ村及びポルセイ村)です。

 

 

どちらもCBBが最初に支援活動を開始したトムノ地区から、さらにバイクで30分ほど奥に入ったところにあります。

目的は、新規自転車被支援者の選定を小学校の校長先生に頼んでいたのでその確認と、渡航中の他のプロジェクト(今後ブログで紹介します。お楽しみに♪)の調整をするためでした。

 

 

最初に訪れたのは、トロップ村。
手前のトムノ地区と比較すると少し貧困レベルが高くなります。

 

ここで“見た目”ポイント①

私たちが貧困レベルを判断するときに注目する一つは「家」です。

家の大きさだけではなく、家の壁の素材(【貧】草→トタン→木【富】)や階段(【貧】竹→木→コンクリート【富】)、家畜(【貧】鶏→豚→牛【富】)などを比較すると、村間や村内の格差がよくわかります。あくまでも“見た目”ですが、よく見ると格差は歴然です。

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▲3年前に自転車を支援したキムスリーの家。藁でできていいました。

 

トロップ地区は最近舗装された道路沿いにあり、木製のしっかりした造りの家がある一方で、舗装道路から離れるごとに簡素な造りの家が並んでいました。牛や豚を飼っている家もあり、広い水田を持っている家もありました。

 

 

校長先生と話をするために、トロップ小学校へ。

トロップ

▲校長先生とプロジェクトについて話し合いました。

トロップ小学校は教室数が14、総生徒数は600人の学校です。

建物は、窓や扉が壊れている部分も見受けられます。

 

学校の休み時間だったこともあり、校庭にはたくさんの子どもたちがいました。

 

ここで“見た目”ポイント②

カンボジアの小学校は制服がありますが、貧しい子供の中には、一着の制服を着まわしているため汚れが目立ったり、制服を買う余裕がないため私服で学校に来ている子もいます。

私服ですら1.2着しか持っていない子が多いため、大抵同じ服を着ています。一方で村の中でもきれいな服を着ている子もいるため、服装にも経済格差が表れるのです。

トロップ小学校の生徒も例外ではなく、汚れた制服を着ている子や私服の子どもたちも混ざっていました。

二個目

▲カメラを向けると、子どもたちは興味津々に近づいてきます。

校長先生との調整を終えると、次はポルセイ村へ。

 

ポルセイ村はトロップ村よりも奥地にあり、家の造りは草の壁や屋根にさえ隙間があるような、簡素なものがほとんどでした。牛を飼っている家はあまり見られず、一つ一つの家が小さめでした。

 

ポルセイ小学校を訪問した時はちょうど午後のクラスが始まる頃。先ほどまでいたトロップの子どもたちとの大きな違いは、私服の子どもが明らかに増えたことや、靴(サンダル)を履いていない子どもたちもいたこと。そして何より、この村があまりに奥地にあって他の国の支援が入っていないこともあり、外国人慣れしていないことが印象的でした。

 

幹線道路沿いのトロップ村周辺では、私たちにちょっかいを出したり、写真を撮ってよ!と言ってくる子どももいたため、少し離れるだけでこれほどの差があるのかと感じました。

 

 

 

もちろん、“見た目”だけで判断できることではありません。

私たちが実際に活動をする際は、インタビューやリサーチ、村長・校長との交渉を重ねます。

 

しかし、家や子どもたちの服装を見て貧しさを「想像」してみることも、環境が全く異なる日本人にとっては良い経験ではないでしょうか?

 

○現在CBBでは「Ready For?」というクラウドファンディングに挑戦しています。

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