異文化体験

初めての異文化理解の壁~先生としての身だしなみ~

投稿日:2017年4月13日 更新日:

皆様お世話になっております。

国際協力NGO CBBインターンの地下です。

カンボジアに到着して15日目になりました。

カンボジアで生活して15日目。

私はこれまでカンボジアに14日間滞在を2度経験したことがあるので、本日から未体験の領域に入ってきました。

早速、カンボジアに長期滞在するからこその出来事が起こりました。

カンボジアは「噂や口コミ社会」です。

本日私に関してある噂が入ってきました。

ステイ先のスレイリャに呼ばれ、いつもと違う雰囲気。

何か悪いことをしてしまった雰囲気。

何か言いにくそうな雰囲気。

私は恐る恐る耳を傾けました。

「村の人曰く、身だしなみが悪い」

という忠告を受けました。

正直この言葉はとても今の自分にとってきつい言葉でした。

まさか自分にこのような噂が入ってくるとは思っていなかったので、これまでの自分を深く振り返りました。

話を聞くと

「髪の毛が長いこと」

「Yシャツの色が良くないこと」

「クロックスを履いていること」

「持っている小さいカバンが汚れていること」

多くの点で指摘を受けました。

1万人の村人のうち1人から入ってきた噂。

自分でも驚くほどへこみました。

カンボジアでも日本と同様に「先生は先生として有るべきだ」という慣習がある。

他の職業だったら受けなかった指摘を本日受けました。

カンボジアに下手に順応するのではなく、日本人として礼儀正しく振る舞う必要性を強く感じました。

「礼儀正しい人は敵を作らない」朝倉先生から学んだ言葉です。

まさにその通りだと痛感しました。

自分の身だしなみ、振る舞い方を客観的に見た時にやはり乱れていました。

「楽しい」から「楽」に流れていました。

先生としてのメリハリがとても大切であることを痛感しました。

基本的に何事も日本と同じです。

「いつ誰に見られているのか分からない」

「いつ誰に見られてもいいようにふるまうことの大切さ」を実感しました。

これからカンボジアで89日過ごす中で今日のような経験はまたあると思います。

日本で許されることがカンボジアで許されないこと。

カンボジアで許されて日本で許されないこと。

国が違えばもちろん文化も違います。

私は本日代表と話し

「カンボジアの人と表面的ではなく深く関わりたい。」

と心の底から思いました。

私のこれまでの付き合いは現地の人と外国人の付き合い。

日本で例えると「寿司、侍」と話している外国人のようなもの。

そうでなく、現地の慣習、歴史、政治まで理解し、心で現地の人と深く関わっていきたいと思いました。

今日の出来事は大切なことに気付かせてもらった貴重な助言です。

反発するのではなく、現地の慣習に順応していきます。

カンボジアで生活していると落ち込むことばかりではなく、楽しいことも、もちろん沢山あります。

今日は沢山楽しいことがあったのに、少し暗い記事になってしまいましたが、最後は明るく締めます。

まずは、初めて学校までの通学路の売店をひたすら食べ語り歩きをしました。

これまで「hello」「スオースダイ」と挨拶だけで終わっていましたが、今日から、村の人と積極的に交流を楽しもうと心に決め望みました。

不思議なことに50語のボキャブラリーで30分以上も会話が出来たりします。

伝えたいことが伝わると笑顔がこぼれます。

本当に幸せな時間です。

今日はカンボジア人と2時間話しました。

いつもは学校があるので時間がなく交流が出来ないのですが、今日はクメール正月で休みだったので、空いた時間でずっと交流を行いました。

一緒にスイカを食べたり、自転車に乗りながら会話をしたり、爆竹のなる鉄砲で追いかけられたり、学校で10歳の男の子と一緒に話していたら、気付いたら昼寝をしていたりと、今日は現地にたっぷり浸かれました。

残りの日々も村での時間を大切にし、心で深く関わっていきます。

何事も経験。

失敗や壁も多くあると思いますが、自分らしく先生として子どものために走り続けます。

それではチョムリアップリア~。

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