オピニオン

こんな私にでもインターンで出来ること。

投稿日:2016年2月29日 更新日:

はじめまして。

まず最初に自己紹介をさせていただきます。

約十日間ほどの短い期間ではありますが、CBBスクールにて日本語教師として活動に参加させていただいております、福山まりなと申します。現在、武蔵大学に通う大学1年生です。

日頃からCBBのメンバーとして活動に携わらせていただいているわけではないので、もちろんCBBの活動や理念に関して無知なことも沢山あります。

しかし、普段団体に携わることがないからこそ自分にできる関わり方で現地の子どもたちと接し、何かしらのお力添えをすることができたらいいなと思っています。宜しくお願い致します。

カンボジアへとやってきて2日間が経過してみて。

現地を訪れる前に、どんな授業を行ってみたいか自分なりに少し考えてみてはいました。

こんなことをやったら楽しいかなとか、こうすれば子どもたちが楽しく日本語を学ぶことが出来るのではないかな、とか。でも、私が想像していたそれらの考え方は、こちら側からの一方的なものというか、勝手なものであるというか、何というか。

本当に現地の子どもたちの為になるものではなかったのかもしれません。そのことに気がつくことが出来たことが授業初日の大きな収穫でした。

私が考える当たり前の教育機関の姿、そして理想の学校の姿というものが、もしかしたらカンボジアの人たちの何かしらを変えてしまうことに繋がるかもしれないと考えたとき、授業改善を考えることは何だか一見簡単そうに見えて、実はすごく責任のあること、難しいこと、恐いことなのかもしれないと漠然と思いました。

今回、はじめてカンボジアを訪れる私にとっては楽しみや期待といったプラスの感情と共に、もちろん不安もありました。言語面のことや現地の治安や環境、健康管理など不安要素となるものは、考えれば次々と頭の中に浮かんできました。

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でもそんな私の不安も吹き飛ぶくらいに子どもたちの笑顔は本当に素敵で可愛らしくてこちら側が幸せな気持ちになってきます。 スクールの授業を目の当たりにし、改善するべき点や気になったことは勿論いくつも見つかりました。

しかし、短い滞在期間で何かを改善しなければならない、そんな風に焦りそうになる気持ちを抑えつつ、少しでも子どもたちの為になることを考えることができたらいいなと思っています。初日の授業内での自己紹介において、「日本が好きです。」と話してくれた子が何人かいました。そしてそのような子が居るというだけで無性に嬉しくなった自分がいました。

私が今回カンボジアへとやってきた理由は、あくまでも日本語を教えるためであったり、スクールの授業改善の為に知恵を絞ることであるかもしれません。でもそれらを考えつつも、カンボジアという国のこと、そしてこの国に住む人々のこと、さらにはスクールに通う子どもたちひとりひとりの良いところ、キラキラしているところをたくさん見つけたいです。

最後になりましたが、スクールに通う子どもたちが今抱いている夢、そしてこれから抱くであろう夢を叶えるための良き場所としてCBBスクールが繁栄するように、多くのものを見て、考えて、私自身も目一杯楽しみ、成長していけたらいいなと思います。

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