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インターンを終えて~私がCBBスクールをお薦めする理由~

投稿日:2017年8月28日 更新日:

こんにちは、お世話になっております。インターン生の川崎です。

先日、カンボジアでのインターンを終了し、日本に帰国しました。

以前の生活に戻り、カンボジアでの生活を少し離れてみてみることで考えたことをお伝えしたいと思います。

とりあえず、動く。やらない言い訳より、やる理由を探す

CBBスクールでは「変えたい」と思ったことは明日、その日にでも実行することができます。

たとえば、カリキュラム大改革。

もっと体系的に日本語を学べるようにしたい、インターン生だれでも同じクオリティの授業ができるようにしたい。

そんな声から到達度チェックシートが生まれ、授業時間も1コマ60分から90分に変更しました。

アイデアが出てから実際に授業スタイルが変更になるまでかかった時間はたったの一日。

このスピード感は、「インターンを終えてからも継続的な支援に繋がる何かを残したい」というインターン生の熱い思いと、私たちを信頼して任せてくださっているCBBスクールの環境があるからこそだと思います。

コミュニケーション

インターン生同士のコミュニケーションはかかせません。

慣れない生活でのストレスを抱え込んでいたり、仕事をため込んでしまっていないか…気を使って相談できていないかもしれないことに早く気付いてあげることが大切だと学びました。

そしていろいろなバックグラウンドを持ったインターン生と語り合うことができるのもCBBスクールで働く醍醐味です!

カンボジアで教師経験、アメリカの大学へ正規留学、ネパールでインターン、大学生の時に起業…私が生きてきた世界にはなかった価値観や生き方を教えてくれ、とても刺激を受けます。

個人が体験してきたことをシェアするのはもちろん、トラブル一つにしてもたくさんのアイデアや対処法が出てきます。

美味しいカンボジアのご飯を食べながら語り始めると時間がいくらあっても足りません!

言語習得で世界が変わる

毎日日本語・英語の勉強を頑張る生徒たち。

少しずつひらがなが読めるようになり、自分の名前をひらがなで書ける子も出てきました。

生徒のプリントに名前を書いてあげようとすると、「僕が自分で書くよ」とすらすらとひらがなで書いているのを見ると、この前まで「あいうえお」を何度も繰り返し唱えていたのが嘘のようです。

インターン生が使っている日本語を聞き、それを真似するうちにどんどん話せるようになる子たち。

私の口癖になっていた「ありがとう!」「すごーい!」は生徒たちにも伝染し、完璧に使えるようになりました。

世界の学校とのSkype交流。

勉強したての日本語・英語を使って会話する生徒たちの顔は毎回きらきら輝いています。

「僕の日本語、伝わってる!」「相手のこと、もっと知りたい!話したい!」

言語がコミュニケーションの手段となり、子供たちの世界が広がる瞬間を共有できるのはすごく幸せでした。

事務局インターンとして

現地でのインターンは終わりましたが、これからは事務局インターンとしてCBBに携わらせていただきます。

子供たちの世界への扉を開く

現地で子供たちと接するうちに、彼らの勉強の熱心さ、純粋さに惹かれました。

外国語が話せることが収入増加・貧困脱出に繋がるカンボジア。

もっとたくさんの子供たちに外国語を操れるようになってほしい、広い世界を見てほしい…

現地での生活・アメリカ留学といった私の経験を生かしてカンボジアの子供たちのために働きたい、そして世界中の方にこの現状を伝えていきたい、そんな思いから事務局インターンを決めました。

しかし一番の理由は、CBBスクールとカンボジアが大好きだから、です。

2か月間の現地での生活は、楽しかったこと・つらかったこと全て含めてお金では買えない素晴らしい経験でした。

生徒の対応、労働時間内に仕事を終わらせるためのタイムマネジメント、住み込みスタッフとの関わり方、現地の言葉習得…

自分の無力さを実感した日々、一緒に生活・仕事を共にし同僚以上の存在になったインターン生たち、そしていつでも温かく迎えてくれ話しかけてくれる村の人たち。

これほど現地に溶け込み、楽しさ・自分との葛藤を経験できる場所は他にはありません。

現地、そして事務局インターンの機会を与えていただいた全ての方に感謝します。

そして引き続きこれからもよろしくお願い致します。

 

川崎公美子

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