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インターンを振り返って

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➤はじめに

はじめまして

2022年の5月初頭から6月初頭までの1か月間、CBBの現地インターンとして活動させていただいた、藤井美有です。

私は、「自分の目で途上国の現実を見たい」という思いで当インターンへの参加を決め、「ビジネスを通じた貧困削減という観点から、現地の人のニーズや自身にできることをあきらかにする」ことを抱負にインターンに臨みました。
参加の理由や抱負については、こちらに記しています↓

カンボジア✖️単独インターン 新メンバー 藤井美有

1か月間という期間は非常に短く、自分に何ができるのかは明確になりませんでしたが、途上国に関する重要な気づきを沢山得ることができました。

本ブログでは、そんな気づきの中で最も印象的であった、カンボジアの教育制度についての実状とそこから感じたことを記したいと思います。

➤教育制度の実情

カンボジアは、日本と同じく6・3・3制をとり最初の9年間が義務教育です。
しかしその内容は日本のものと大きく異なります。

学校は、午前と午後で生徒が入れ代わる2部制をとっていますし、体育や美術といったいわゆる情操教育は行われていない場合がほとんどです。
また、中・高の最終学年時に卒業試験があり、生徒はそれに向けて勉強をするのですが、2部制をとっていることにより固定された学習時間の確保が難しく、ほとんどの生徒が授業時間外で行われるエクストラクラスに、エクストラクラス代を払って通っているようです。
しかし、学校を休みながら働かなければならない生徒やエクストラクラス代を払えない一部の生徒は、学校の学習に遅れた結果、中退せざるを得ないというのが実情です。実際に、過去のCBBの生徒にも学習についていけないという理由で中退を選択した生徒がいます。

上述した教育問題の要因として、学校施設数、教員数の不足が挙げられます。学校教育が行われず、学校施設の破壊や教材の廃棄が行われた内戦時の名残を受けて、教育現場にて物理的な不足が生じているのです。

➤感じたこと

上述した内容の大半は、CBB代表のマサさんからお聞きしたことなのですが、聞いた直後はカンボジアの教育制度と日本の教育制度の違いにただただ驚かされました。
そして、「いかに自国の教育制度が充実しているか」、「社会制度や家庭環境が子どもたちの人生選択をいかに左右するか」について考えさせられました。

個人で変えようがない社会制度の下で、子どもたちの選択肢を広げる為にできることは何なのか… 社会制度の絶対的な力を認識するとともに、大したインパクトを残せない自分に無力さと歯がゆさを感じました。

以上の経験を踏まえ、NGOや企業といった一組織の限界を認識しながら、自分は国際開発にどう貢献できるのかについて再考したいと思います。

➤最後に

当インターンへの参加は、日本では出会えなかった問いに出会え、新たな視座を得る良い機会になりました。また、最も活動を共にし、持ち前の明るさとパワフルさで常に元気づけてくれたインターン生のせいかをはじめ、日本では出会えない多くの方々と出会うことができました。短い間でしたが、お世話になりました。

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