プロジェクト報告 / 現地のいま

農業支援~予想外だらけのインタビュー~

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こんにちは。法政大学人間環境学部二年の賀來なつみです。今回私は農家の人々の所得を上げて、少しでも多くの子供たちが学校に行けるようになってほしいという目的で、農業支援プロジェクトを開始しました。

しかし、カンボジアの農業について無知な私は、今回の渡航で実際に農家の人々にインタビューを実施することにしました。農家の人々の所得を上げるために私たちがお手伝いできると思ったのが、生産物の市場への運び方の改善売り方の改善です。この二つの事柄に関する質問を中心にインタビューをしてきました。

実はインタビューの前に稲植えのお手伝いもさせてもらったのですが、ただ植えるだけではなく、ちょっとしたコツもあって、いい経験になりました。

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実際にインタビューをしてみると、予想外のことが起こってしまいました。私たちがインタビューした農家の人々は、生産物を市場に売り出しておらず、自給自足の生活を送っていたのです。つまり、稼ぎがないという事実が判明したのです。

一日の生活を聞いてみると、田植え期や収穫期以外は寝て食べて散歩をするという生活を送っていると言っていました。食べるものは収穫したものを溜めておいて、やりくりしているそうです。子供も不衛生栄養失調で体調を崩しているという家庭もありました。

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次に、私たちは市場へと移動し、実際に売っている人々にインタビューをしてみました。そこでも予想外のことが起こったのです。なんとそこの市場の人々は自分たちで生産したものを売っているのではありませんでした。近くの大きな市場で売っているものを買ってそのまま持ってきて売っていると言っていました。

その上、彼らは各々で大きなカゴ付きの自転車かバイクを持っていて、それを使って運んでいることも分かったのです。毎日の収入はだいたい2.5ドルで、子供たちは学校に行けているとのことでした。しかし、それで生活が潤っているわけではなく、実際は毎日5ドル稼ぐのが理想だと、みんな答えていました。

農業バイク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このインタビューからわかったことはまず、物を売る以前に売るほどの量を生産できていないということ。次に、現地の人々は市場へ物を運び方には困ってないということです。

この結果をふまえて議論した結果、支援するターゲットを絞ったほうがいいという案がでました。自給自足している田植えの人々をターゲットとするのならば、まずは生産する量を増やさなければいけません。そのため肥料や苗などの初歩的なことから、運搬手段、売り出しという、三段階の支援方法となりますが、かなりやりがいがあると思います。それで、稼ぎが出るようになれば、子供たちが学校に行けるようになるし栄養失調なども改善されると思います。

市場で売り出している人々をターゲットにするとしたら、今の所得から2.5ドルアップさせる方法を考えます。それが成功すれば、生活も十分になるし、子供が学校に行き続けることができる可能性も大きくなると思います。

それぞれのメリットを考え、どちらを優先させるべきかしっかり議論し、その支援のために知っておかなければいけないことを考え、次回のインタビューに臨みたいと思います。

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