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CBBスクールの授業

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こんにちは!

現役インターン生の山岡怜奈です!

今回は、CBBスクールの授業の様子をお届けしたいと思います!

それでは、タウ ボントッリエン!(教室へ行こう!)

教室

現在、CBBスクールの教室は2つです

机と椅子とホワイトボードが置いてある、シンプルな教室

壁はなく、屋根もトタンなので、強い雨が降ってくると授業は出来ません😅

ただ、乾期になり雨の心配はだいぶ減りましたね

ここで、生徒たちと毎日元気に授業をしています

昼下がりの教室

授業

基礎クラス

1授業1時間ほどで行っています。

最近通い始めた、基礎クラスの子たちは「ひらがな・カタカナ」から。

カードを使いながら、読んで聞いて書いて覚えます

カルタみたいにして、競争して覚えるのも効果的です

今は、ソクチャンやスレイッペイなどがこのクラスです

ひらがなカルタ
ホアンが読み手をしてくれています

生徒たちが自ら教えあっている様子
数字の読み方を勉強中

中級クラス

ひらがな・カタカナが覚えられたら、動詞や名詞などの「単語」を覚えていきます

日常で使う単語を中心に勉強しています

クメール語と日本語を両面にそれぞれ書いた、フラッシュカードを使って教えています

が、数が多いのでなかなか大変です

特に、日本語を覚えられても耳がまだ日本語に慣れておらず、私たちが話した単語を聞き取れないということはままあります

スクールに通ってくれている日が長いほど、この傾向は少ないですね

スクールに住み込んでいるポンは、聞き取れないことはほぼありません

こればっかりは、スクールに通い続けて日本語に慣れていくしかないですね

この中級クラスは、マカラー、ヴィチカーなど

少し発展させて、動詞の活用(勉強する勉強したい、勉強しない)などを覚えているのは、ホアンとピエリンです

動詞の活用などを覚えてくると、自分の意思が伝えられるようになるので、会話がぐっと楽になります

「〜ない」の文を書くホアン

上級クラス

次は、動詞の活用などの文法を勉強しながら、文で書いたり話したりする練習をします

N5レベルで習う文法を勉強中です

日本語は、主語+目的語+動詞という順番が基本ですが、クメール語は主語+動詞+目的語(+修飾語…)という英語と同じ順番なので、文を組み立てるのがなかなか難しい

それに、助詞がほとんどないので、日本語の助詞の種類の多さには初め慣れません

ただ、詳しく説明しても難しすぎるので、今は文法的な説明はせず、単語とセットで覚えてもらっています

生徒たちには、ただ机で勉強するだけではなく、会話の中でも使えるように練習しています

そのため、日本人インターン生は彼らとほとんど日本語でしか話しません

それでもきちんと意図を汲み取ってくれるので、すごいです

この上級レベルは、ポンとソリが勉強しています

語彙を増やすのと、文法通りにスムーズに話せるようになるのが、今後の目標です

お金カードを使って、「いくらですか?」と買い物の練習をするポンとソリ

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