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「楽しい」だけじゃない、「身に着く」授業とは。。。

投稿日:2017年9月5日 更新日:

お世話になっております。長期インターン中の勝間田です。

今日の目標は時間を有効に使い、無駄をなくした仕事を心がけることとしました。

起床後、洗濯をしました。本日は晴天。8時から9時まで勉強をし、9時から朝食。9時半から10時まで、教室の清掃をしました。

水をまいて土を一掃したつもり。一瞬でまた汚くなりますが…継続しましょう。

10時からは教材作りとし、18時には仕事を終えることができました。

今日はうまくいった方だと思います。効率良く時間を使っていきたいと思います。

 

言語を教えるのは難しいということ。

日本では理科を教えていましたが、原理や理由を教えるために、どうすれば子供たちの頭の中でうまく思考が流れていくかを考えて、授業の導入、発問、展開を作っていました。

生徒がわかりやすい言葉や、言い回し、話す速度や声の大きさなどを意識して授業をしていましたが、言語を教えるというのは、それ以前の問題と感じてしまいます。

例えば50音である「あいうえお」から「わをん」までを、わかりやすく教えるって何?と思ってしまいます。

この前会ったメコン大学の学生が言っていた通り、繰り返し行うしかありません。

「楽しい」と「わかった」をセットに

授業の最後に、ひらがなのカルタをやっていると、文字の形をみて、しっかりとそれが目的のひらがなと認識して手を出す子もいれば、特に考えずに、速さだけを求めてテキトーに手を伸ばす子もいます。

カルタ自体は楽しく、子供たちにも笑顔があふれるので、「楽しい授業」という点では問題ないと思いますが。

子供たちにしっかりと定着しているかと問われると、迷わずうなずくことができません。

「あいうえお」を音だけではなく、形や単語もリンクさせて覚えている子と、音で覚えることがメインで、形が覚えられていない子。

カルタでは、後者は速さを求めますが、前者は正確さを求めます。

私は「楽しい」と「わかった」がセットになって初めて良い学習であると思っています。

日本で授業をしていたときも、ただ楽しい授業をすることは良くなく、わかりやすい授業を楽しくやることで、子供たちの意欲も向上し、自ら勉強しようという生徒が増えてきました。

まずは、ひらがな。50音をしっかりと定着させるためにどうすればいいのか模索しながら、日々の授業に力を注ぎたいです。

 

今日から?明日から?お祭りでしょうか。子供たちの気分もお祭り気分でテンションが高かったですね。

集中力のない生徒が多い気がしました。それは日本の子供たちとなんら変わりありません。

世界は広いですね。日本の子供たちにも、たくさんの世界を知って、いろんな価値観を養ってほしいなと思ってます。

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