プロジェクト報告 / 現地のいま

【2018年 春渡航】メコン大学見学〜カンボジアの大学での日本語教育を見に行こう〜

投稿日:2018年2月19日 更新日:

こんにちは。

スタディツアーとして参加させていただいている今津翼です。

 

体験授業!

プノンペンにあるメコン大学に行き、大学生たちが受けている授業を実際に、子供達にも体験してもらいました。

最初に先生からメコン大学の日本語ビジネス学科とはどのような学科なのかということなど活動について説明していただいた後、普段通りの授業を体験しました。

今回の授業では「〜をください。」や「〜が欲しいですか。」「〜がいます。/あります。」を単語カードを使い、発声しながらという形で教えていただきました。

子供達も指された時はしっかりと受け答えができていて、楽しそうに授業を体験できていました。CBBのスクールでの授業にも今日学んだことを生かしてほしいです。

日本語ビジネス学科とは

日本語ビジネス学科は一学年約15人が在籍していて日本語の語学だけでなく様々な活動を通して文化や習慣なども教えているそうです。

例えば、5Sを教えたり、フェスティバルでお好み焼きやたこ焼きなどの日本食を実際に作り販売したり、日本人の教師が来て日本の音楽を教えたりする企画や、音楽のコンテストも開かれたりと様々な分野から生徒たちが日本の文化について吸収できる機会を与えられていると思いました。

また、奈良学園大学や東京福祉大学赤城山との交流の中で留学や交換留学生の制度などを使って毎年日本に生徒を送り出しているそうです。

僕自身の大学でもある法政大学とも交流しているそうです。

他にもJICAと筑波大学と提携してスポーツ教育など多様な観点からの交流も行なっており、このような可能性を広げるアプローチの仕方、大学の支援というのは話を聞いていた生徒たちにとって大きな魅力になったのではないかと思います。

さらにメコン大学は日本についてのクイズコンテストであるCJCCでも2位となったり、日本語で簿記の勉強をしており、協会の支援で日本に留学することもあるなど、そのレベルの高さにとても驚かされました。

メコンに通う生徒たちの進路

メコン大学に通っている生徒たちの多くはアルバイトをしながら大学に通っているそうで、日本の大学生と同じだと感じました。

学生たちの進路としては日本語が好きで入った人や日系企業で働くために入ったという人が多いため八割ほどの学生が日系企業に就職するそうです。

日本に特化した形での教育の成果というものが顕著に出ているのはすごいと思いました!

大学生の勉強に対しての意識の高さや真面目さに関して自分も見習わなければならないと思いました。

自分ももっともっとやらなければいけないという気持ちにさせていただきました。このようなプロジェクトに参加させていただきありがとうございました。

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