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7カ月のカンボジア生活を終えて~石出恵のまとめ~

投稿日:2016年12月5日 更新日:

こんにちは。

皆様、いつもお世話になっております。

元第6期現地駐在員の石出です。

涙のお別れから3日間が過ぎ、住み込みスタッフから来たスカイプの電話に出たとき、日本にいる私とは対照的に、私が7か月を過ごしたCBBスクールには変わらぬ時間が流れていることを実感。

いつも目の前で話していた彼らが、「けいがこいしい」と言いながら、手を伸ばして触ろうとしてきたとき、本当にお別れをしたんだという実感が。

そんな寂しさを実感する今日この頃。

CBBの現地駐在員としての最後のブログを書かせて頂きます。

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(ソムナンの家で開いてくれた送別会。最後みんなで大集合できてよかったです!)

本当の現地人化を目指して~彼らが継続して運営していける仕組みづくり~

私がこのインターン生活の中で一番大切にしていたことが【カンボジア人が運営できる仕組み】ということでした。

シェアハウス運営も、CBBスクールの授業も、授業料回収も、マネジメントも。

支援がなくなり、いつか日本人メンバーがいなくなっても、私たちが育てた彼らが私たちの想いやシステムを継承していく。

そのことが本当の意味での持続可能性なんじゃないかと思い、どんなときも一番大切な判断基準にしてきました。

 

いつも話し合いには現地スタッフを混ぜること。

まず意見を聞いて、出てこなかったら選択肢を出して、答えさせる。

私たちの考えたものはカンボジア人的にアリなのか、ナシなのか。

彼らはやりたいのか、やりたくないのか。

 

先生ノートはどうすれば彼らが使ってくれるのか、オリジナル教科書はどうしたら1年後も使う教科書になるのか、どんな授業を提供したら生徒がもっと来るのか。

日本人の考えの押し付けや、1回で終わってしまうような支援は嫌だったので、何があっても彼らが継続できるという考えを曲げないことを大切に活動しました。

1年間をかけてきた私と、お金で雇われているカンボジア人。

そして、勉強をするためだけにやってきたまだまだ思春期の住み込みスタッフ。

なかなか思いが伝わらなくて一方通行な日々。

それでも、私は一緒に働ける同じ志を持った現地スタッフと出会い、働けたことを本当に誇りに思っています。

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(現地スタッフスレイリャとそのおじいちゃん。

最初は英語ができずほとんど話せなかったスレイリャに、Best partnerって言ってもらえたこと。

そして、校長先生役のおじいちゃんに、CBBスクールにけいがいてくれてよかったと言ってもらえたこと。)

私が作ったものが効果があったのかは、半年後、1年後に成果が見えてくるものだと思っているので、気長に待ちたいと思いますが、これから先もこの国際協力という活動を続けていく中で大事にしていこうと思いました。

 

学校って意味あるの?~教育支援とは~

インターン生活が始まる前に「脱学校の社会」というイリッチという人が書いた文献を読みました。

「学校に行っても意味はない。義務教育なんて終わっている。」

世の中にはdeschooling(脱学校論)という単語まであったことをその文献を読んで知りました。

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(サプライズでのお別れケーキ。大好きな生徒たちからのサプライズでした!)

 

教育支援を行い、学校に行かせることを目的としている私にとっては読んでいて心苦しい文献。

 

・私はどうしてカンボジアの子どもたちに学校に行ってほしいのか。

・学校にいく良いところはなんなのか。

 

そんなことを常に考えながら、日々を過ごしていました。

確かに、カンボジアの学校といえば、先生の遅刻や欠席は日常茶飯事。

テストの回答は、お金がある人しか通えない補習で教える。

答えがわからなかったら、賄賂を払えば答えを教えてもらえる。

とにかく受け身の授業。

授業の質が悪い。などと、問題視されるところがいっぱいでした。

 

それを知っていて、どうして私は、学校に行ったほうがいいよ、なんて言えるのか。

そして、その答えを求められる日が私の帰国直前にやってきたのです。

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(6歳のラクサ!スクール1のやんちゃ坊主でした。)

 

それは、4月からずっと学校に復学するためにCBBスクールにやってきたキアンが、11月無事復学を果たしてから1週間後。

一緒に勉強する友達が自分より背が低い(キアンは15歳。一緒に勉強している子どもたちは11歳~12歳。成長期なため、体格にも差が出てしまうのでしょう。)という理由で、学校に行きたくないと言い出しました。

4月からずっと望んでいた復学なのに、友達が小さいという理由で学校を辞めるというキアン。私にとってはびっくり仰天の展開でした。

 

「勉強ならCBBスクールでする。なんで学校に行かなければならないの?」

そうキアンに聞かれた私。

その時はまだ、学校を卒業するといい職につけるとか、英語を話せたらいろんな人と話ができるとか、一般論しか言えず。。

7か月住んでもわからなかったこの問題の私なりの正解を、これからも問い続けていかなければいけないと思います。

 

キアンはきっと私の言葉の意味は理解してないけど、また学校に通うようになりました。

学校が嫌だから行かないんじゃなくて、学校をいい場所に変える子に、キアンにはそういう子に育ってほしいと思います。

7か月を終えて

本当に長く、あっという間の7か月でした。

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(カンボジアのお母さんと愛犬アッキー。)

 

毎日毎日問題が起きている現地。

カンボジアでカンボジア人と生活し、カンボジア人と働くこと。

仕事は自分で生み出し、周りを巻き込み、実践していくこと。

そんな文字にすると簡単なことが難しく、何もできなくて落ち込んでばかりの日もありました。

それでも、毎日ガムシャラになって彼らに向き合った毎日。

 

いつも絶対に泣かない私がみんなとバイバイして1人で入った空港のトイレで大泣きしてしまうほど、私は毎日カンボジアで本気だったんだと思いました。

いつも温かく、買い食いばかりして、昼寝が好きで、化粧がお化けみたいで、私を女扱いしてくれなくて、そしてときどきめんどくさがりなカンボジア人が本当に大好きです。

こんな貴重な経験をさせてもらったCBBには本当に心から感謝しています。

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私はこれから来年度4月より、大学に復学します。

 

CBBのメンバーとして皆様にお会いできるのは2017年1月21日(土)に予定しているインターン活動報告会になると思います。

約3年にわたり、CBBのメンバーとして活動してきて、特に今年はCBBに染まった1年でした。

いつもこのブログを読んで下さっている皆様、日ごろよりCBBの活動を応援して下さっている皆様には本当にお世話になりました。

本当にありがとうございました。

今後ともCBBをよろしくお願い致します。

 

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