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【プノンペン観光第二弾】カンボジアの負の歴史を学ぶ

投稿日:2018年6月8日 更新日:

こんにちは。皆さま、お世話になっております。インターン生の杉山です。

今日は先週末に行ったプノンペン観光について書きたいと思います。

先週末は新たなインターン生とプノンペンで合流し、合計3人でプノンペン観光しました。

今回向かった先はカンボジアの負の歴史の代名詞である建築物、キリングフィールドとトゥールスレン虐殺記念館の2箇所を観光しました。

 

あまりにも残酷すぎたポルポト時代

まず向かったのはキリングフィールド。

プノンペンの中心街からトゥクトゥクで40分ほど離れたこの場所を訪れて、まず目に入ってきたのは仏舎利塔です。

棟にはおびただしい数の頭蓋骨が保管されており、どれだけの人がここで犠牲になったのか一目で示されました。

オーディオでの解説を聞きながら敷地内を歩くと、どのように棟の中に頭蓋骨が保管されている人々が犠牲になったのか分かるようになっています。

中でも印象的だったのは、敷地内にある木とその近くにある屋根で覆われた穴に関する話です。

当時、クメールルージュは虐殺をされた親の子どもが将来的に復讐することを恐れ、小さな子どもまで徹底的に殺しました。

その殺し方も実に残酷で、子どもの親の前で子どもの足をつかみ大きな木の幹にその子どもの頭をぶつけて殺し、近くにある穴に投げ捨てるという桁外れの残酷な方法で虐殺を行ったそうです。

信じがたい話ですが、本当にあった話です。

普段は楽しく話をしていた私たち3人ですが、この時ばかりは静かに1人ずつ別々に浮かんだ想いを咀嚼していました。

 

残された建物が語るカンボジアの歴史

次にトゥールスレン虐殺記念館に向かいました。ここは当時S21という暗号名で呼ばれ、政治犯収容所として使用されていました。

記念館には、政治犯とみなされた人が収容されていた建物の個室にはベットがあり、足枷がベットに固定されており、おそらく中の人はベットから離れることは不可能であったことが分かりました。

その他には記念館ということもあり、当時の生活の様子を伝える様々な展示がありました。

 

カンボジアのナイトマーケット

トゥールスレンの見学が終わった後は、夕食とショッピングのために夜市に向かいました。

村での生活用に、薄手のパンツや長袖を買った後に夕食をいただきました。

私が食べたのは1.5USドルの焼きそばです。日本のソース焼きそばを少し薄くしたような味で、おいしくいただけました。

 

この日は少し暗い一日となりましたが、私はカンボジアの歴史を肌を感じ、また自分がカンボジアで教育インターンをする社会的意義を再確認することが出来、大変良かったです。

皆様も両遺跡ともプノンペン訪問時には、歴史を知るために是非とも訪れていただければと思います。

 

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