カリキュラム / 授業 / 教材

学習プリントへの取り組み方から見る、3つのタイプの生徒たち

投稿日:2018年1月4日 更新日:

お世話になっております。長期インターン生の勝間田です。最近は寒い日が少なく、暑い日が続いております。

朝晩もそこまで冷えることも少なく、寒暖差で体調を崩すことも少なくなっています。

1月に入ってから、授業に新しい学習プリントを導入しました。

おおざっぱに言うと、今まで習った単語の絵だけ書いてあるプリントに自分で単語名を書き込んでいくというものです。

ひらがなを読める、書けること、覚えた単語数が多くなった生徒が取り組む内容になっています。

このプリントをする子供たちは3つのタイプに分かれます。

1つ目は、覚えている単語を頑張って書いていき、忘れてしまった単語は一生懸命思い出そうとする生徒。

2つ目は覚えている単語は自分で書き、覚えていない単語は、教室内にある学習プリント、単語カード、掲示物から見つけて書こうとする生徒。

3つ目は先生や友達に単語名を言ってもらい、音からひらがなで文字を書いていく生徒。

テストであれば、教材やヒントをもらって解くのは良くないかもしれませんが、そのような意図で行っていません。

いずれその段階までもっていければすごいことですが、今はまだ子供たちの意欲を活性化させ、自分でプリントを埋めていくことを頑張れば良いと考えています。

どんな方法であれ、私のところに「できた」と言ってもってきたプリントは採点をして、点数を出してあげます。

生徒たちは高得点だと喜びますし、間違えてしまったらそこを確認したり、書き直したりします。

友達同士で点数を競い、負けたくないから頑張るという競争の意識もあってとても良い雰囲気です。

また、わからないところを教え合う場面もたくさんあり、集団で学ぶ姿勢になっています。

生徒一人一人違う学び方

3つのパターンの生徒がいますが、どのパターンでも良いと思います。

生徒ごとにいろいろな解き方、学び方、勉強の仕方があってとても面白いです。

その子の性格も把握しているので、そんなことを考慮しながら子供の動きや勉強する姿を見ていると、とても興味深いです。

日本の学校でも、自分の担任するクラスの生徒はもちろん、授業を受け持つ生徒、自分が顧問を務める部活の生徒、自分の学年の生徒など、1人1人の行動、性格を常に見て、関わりながら生徒理解に努めていました。

カンボジアでも日本語を教え、日々生徒と関わり合いながら子供たちのことを知ろうと意識しています。

長く一緒にいる生徒はそれだけ多くのことがわかってきました。個人や集団の質や特徴を考えたうえでこれからさらに良い教育をしていきたいと考えています。

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