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カンボジアのポイ捨て文化 / 農村でも着実に進む環境破壊

投稿日:2017年12月7日 更新日:

お世話になっております。最近は市場で食料を買って食べることが多いです。

現地の人の輝く笑顔

市場までの道を歩いているとたくさんの子供たちが話しかけています。

「ハロー」とあいさつしてくるのでこちらも応えます。現地の方々も話しかけてくれます。他愛のない話です。

たくさんの犬が吠えてきます。無視します。

市場へ買い物行く間にも、たくさんの笑顔を見ることができます。

そんな道中、目を上に向ければきれいな空が見えます。周りを見渡せば村人の笑顔があります。

 

ポイ捨て文化

下をみるとゴミがたくさん落ちています。現地はとてもゴミがあります。ごみ回収という文化も浸透せず、分類、リサイクルという概念もありません。

ごみ箱を一応置き、たまったら捨て、ある程度の量がある状態で燃やします。ごみ箱はありますが、特に気にせずその辺にポイポイ捨てることが当たり前となっております。どうもその光景が慣れません。

郷に入っては郷に従えと言いますが、どうしても気になってしまいますね。住んでいる環境の中で、できる限りきれいな環境で生活したいと思うのが普通ではないでしょうか。

ゴミなどに気を配っていくという文化がこの地この村に根付き始めるのはいつになるのか興味があります。根付かいない可能性もありますけどね。

 

人が変わったのかゴミが変わったのか。

おそらく後者でしょう。はるか昔からこの地で生活してきた人々です。少しずつ人間も環境も文化も変わってきたと思いますが、人同士が協力し合って生きていきたのだと思います。

彼らの使う物、材料が変わったのだと思います。東南アジアが抱えるごみ問題は急速な経済成長の代償だと思います。

新興国では所得向上にともない消費市場が急拡大し、生活習慣ががらりと変わりました。

加工食品の消費や使い捨ての日用品の利用が増え、低所得者層でもシャンプーなどを1回分に分けた個包装の商品が広く浸透しています。

プラスチックを中心に、あきらかに人工物がゴミとなって、現地の自然豊かな景観の邪魔をしています。

便利になった世の中ですが、環境破壊が着実に進んでいるのでしょう。

 

きれいな国ランキングで日本が上位なことに中国人が首をかしげるというようなニュースがあったりなかったりですが、実際どうなのでしょうか。

カンボジアにいると、日本がいかにきれいな国か実感しますが、印象論だと思います。

まだまだなくせるゴミはたくさんあり、リサイクルできる物も少なくありません。そういったことをこの国で考えました。

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