クメール・ルージュ時代、現在のキリングフィールドにある菩提樹「マジックツリー」にはスピーカーが下げられ大音量で革命の歌が流されていました。それは殺される人々の最後の叫びを掻き消すためのものだったそうです。
皆さん初めまして。
国際協力NGO CBB所属 法政大学2年の佐藤圭太です。
渡航での目標を掲げて
私は今回カンボジア渡航に赴くにあたって、2つ目標を掲げていました。
1つ目は安全に健康に渡航を終えること。2つ目はカンボジアの歴史・文化に触れることです。当然ですが1つ目の安全に健康にというのは達成し現在残りカンボジア滞在期間1日にして、このブログを書いています。
さて、2つ目の目標ですが、これを掲げるに至った理由については昨年度の私のカンボジア渡航まで遡ります。昨年度も私は別団体ではありますが、カンボジアにて夏渡航をしていました。現団体と同じように日本でプロジェクトの準備をし、カンボジアで実施しました。
実際プロジェクト自体は満足いく結果に終わったのですが、私の心の中に1つわだかまりが残りました。それはカンボジアの歴史・文化にあまり触れることができなかったということです。例えば、食文化、歴史・文化遺産など。昨年度の渡航では以上の点にあまり触れられなかったように感じていました。