私は「カンボジア人」にどう向き合ったのか。~3か月のインターンを終えて~




こんにちは!いつもお世話になっております。元インターン生の堀江愛里です。

10月15日に日本へ帰国して1週間以上がたちました。プノンペンやスクールのある農村の喧噪から離れて、「日本って整然としてて平和だな」と感じる日々です。

今回は私がCBBスクールでインターン生として活動してきたことのまとめを書きたいと思います。

 

現地の人に寄り添うこと

渡航前、インターンするにあたって立てた目標がありました。それは「途上国の現地の人に寄り添い、必要とされていること(ニーズ)を見つける」というものです。

私は現地の人、スクールのみんなに寄り添うことができたでしょうか?寄り添うということは、ただ仲良くなるということではなく、相手を受け入れること、知ること、相手のことを考えること、慮ること、だと次第に気づきました。

人と距離をとってしまいがちな自分にどこまでそれができたのかは正直分かりません。「言葉の壁」がまずあって、そしてどうしても私たちが超えられない「心の壁」がいつも見え隠れしていたように思います。それを乗り越えたいと思ったときに、自分の「他人のことにあまり興味を持たない、知ろうとしない」という欠点を再確認しました。それに気付いたのは、ほかのインターン生が「ボルってこういうとき~~~だよね。」とか「キアン今日機嫌悪そうだね。」と他人の変化にいち早く気づいていて、人のこと良く見ているんだなと思ったからです。それではスクールのみんなに近づくことはできないと思い、なるべく改善できるよう努めました。

別れの時には手紙をもらったり、嬉しい言葉をたくさんかけてもらったりして、私でも少しはみんなの心に寄り添うことができたのかなと思います。

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(たぶん一番仲がよかった現住み込みの「ヘン」と私)

ニーズを見つけるということに関してですが、現地の人たち、スクールの人たちは、当たり前だけれど総意で生きているのではなく、個人個人夢ややりたいことや困っていることがあるのだから、一人一人の声に耳を傾けていくと言うベースが大切だと気付きました。そうした行動を積み重ねていくことで、その地域にある社会的な問題にアプローチしていけるのだろうと思います。

 

「心の壁」は何だったのか

上に書いた「心の壁」を、コレだ!とはっきり掴むことはできませんでしたが、思うに「日本人」と「カンボジア人」という違いに結びついているのではないでしょうか。その違いを忘れて楽しむこと、一緒に過ごすことも大切だと思いますが、お互いの違いを尊重することや受け入れることも同じくらい大切だったと思います。その辺の線引きが難しかったです。

また「支援する側」と「支援される側」という構造があったとは断言できませんが、なかったと確信をもって言えるかはわかりません。もちろんそれは私たちが一番避けたいところではありましたが、その構造というか溝というのは気を付けていないとすぐにできてしまうものだと思います。対等な人間として関わるという姿勢をどこまでも貫くことが必要だと思いました。

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(私たちの違い、なんて難しいことはおいといてとにかくはしゃぐ図)

 

私のこれから

カンボジアへ来て約一か月半たち、少しカンボジアの貧困を理解し始めたとき「なんだ、みんななんだかんだ食べていけるんだ。」と思いました。と同時に、じゃあ彼らが大学へ行っていい仕事に就くのは何のため?今よりもっと豪華な食事をするため?新しいテレビを買うため?と、今自分がやっていることが何のためになるのかわからないことがありました。

でもインターンの休みを貰ってシェムリアップの空港へ行ったときに、「ここでタイ(当時の住み込みスタッフの一人)が働いたらかっこよくて様になるだろうな、ピッタリだろうな~」と思いました。その瞬間、勉強していい職に就くと言うことは、ただお金の為ではなく、ただ家族の支えになるだけではなく、自分の将来の可能性にチャレンジし広げていくことなんだと気づきました。

どんな人でも未来に大きな可能性があると思います。でも環境によってはその可能性がはぐくまれないこと、チャレンジできないことをここで見ました。私は自分のやりたいことを追える環境でここまで来ましたが、彼らはどうでしょうか。公平でない世界が現実にはあります。

そんな現実を、これから私は変えていこうと思います。

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(大好きだった私のクラス)

 

最後になりましたが、このインターン中に沢山の方に出会い、そして私に沢山の気づきを与えてくださったことに心から感謝をのべたいと思います。

またここまで私のブログ記事を読んでいただき嬉しく思います。

本当にありがとうございました。

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