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2024年2月インターン活動報告〜カンボジアでより教育が身近な存在になるためには〜

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皆さんこんにちは!

立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部の中山陽平です!今回、2月1日から17日までの約2週間、インターンシップに参加させていただきました!

今回はそこで経験したことや学んだことなどを紹介したいと思います。

• きっかけ

まず、何故今回参加しようと思ったのかについて書きたいと思います。私は現在、大学で開発学の勉強をしており、特に教育開発援助に興味を持っています。

勉強をしていく中で、教育の重要性などを実感し、実際にどのような教育が行われているのか気になりました。そこで、今回のインターンシップに参加し、海外の教育現場を肌で感じようと考えました。

• CBBでの活動

雪が降っていた日本とは一変、カンボジアでは29度とTシャツ一枚でも暑く、ただ乾燥しているため心地よさも感じる気候でした。そんな中でのインターンシップは様々な経験をすることができました。

CBBでは、子供たちにひらがなや簡単なフレーズ、動物の単語などを教えました。小学生ということもあり、言葉の壁や文化のギャップは私が想像していたよりも大きく、自分が伝えたいことが伝わらず、もどかしく感じることが何度もありました。

特に注意の仕方では戸惑うことも多かった。カンボジアでは悪いことをした子に対して、物などで手のひらを叩く罰のようなものがあるらしく、最初来ていた子供たちにそうするようにジェスチャーで伝えられたときはとても戸惑った。

このような文化の違いへの戸惑いを感じることもあったが、最終的にはひらがなや単語などを覚えるようになり、ゲームのような授業をすると皆積極的に答えてくれていた。

• 今後の決意

インターンシップの勤務外では、近所の中学生の子と会話する機会があった。彼女は中学生であるが、英語も少し話すことができた。どのようにして勉強しているのかを聞いたところ、スマートフォンに勉強で使える画像をダウンロードし、それを使って独学で勉強したと述べていた。

また、フリースクールへ見学に行った際も、授業料を抑えるために教科書はコピーしたものを授業中、生徒に貸すというシステムが行われていた。

このような様子を目の当たりにし、カンボジアの子供たちにとって教育は遠い存在ではないものの、日本のように近い存在ではないということ、そしてそんな環境でも努力している人たちがいることが分かった。

今後、より教育が身近な存在になるためにはどうしたらよいのか、より探求したいと思うようになった。

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