パッション / 想い

【掃除で応援!】なぜ教師が教室をぴかぴかにしたくなるのか?

投稿日:2018年1月29日 更新日:

こんにちは。インターン生の兼子です。

今朝、まだ日が昇らない明け方、急な雷雨で目が覚めてしまいました。

カンボジアは広い平地が広がるとともに、建物が少ないせいでしょうか、雷が近くに落ちると地響きがびりびりと伝わってきて、ものすごい迫力なんです。

自然の力を肌で感じた瞬間でした。

気になる学習環境

さて、私がインターンに参加して4日目、土日を挟み、今日は授業2日目でした。

子供たちが、来る前にはスタッフでCBBの教室をきれいに掃除します。日本の学校と違い、完全に屋内ではく、そのうえ土足で教室に入ります。

なので、床には砂もたまりますし、虫も入ってくるため、たとえば天井にはクモの巣があったりします。

子供たちは、そんなことは全く気にせず、のびのびと勉強をしています。

しかし、できる限り教室環境をきれいにしておくことは、勉強に集中したり、子供たちのモチベーションを上げたりするためにも必要なことだと思います。

教室にさわやかな風を

さぁ、掃除を頑張ろう!ということで、今日は教室の天井からぶら下がっている、プロペラ(扇風機)をぴかぴかにしました。

ほこりがたまっていて、気になっていたんです。

まるで新品のようにきれいになったので、なんだかすがすがしい気分になりました。

子供たちの勉強中にも、さわやかな風を送ることができることができると思います。

次に一番子供たちの目に入る黒板周りのほこりを箒ではらい、本棚を整頓して、床のほこりを掃きました。

子供たちの勉強机を水拭きでふいて、準備完了です。

子供たちの勉強意欲に応えたい

毎回、小さい子たちは自転車をこいで、大きな子はモトバイにのってCBBに通います。

自分たちから進んで、勉強しにCBBにやってくるって、すごいことだと思います。

もし私が同じくらいの年だったら、正直めんどくさくて行きたくないと思ってしまうことでしょう。

なかには、20代後半の生徒もいます。話を聞くと、農業をしながら仕事の合間をぬってCBBに通っているそうです。

きっと夢があるのだと思います。真剣なまなざしに、こちらも誠実に答えたいと気合いが入りました。

伝えたことを聞き逃さず、細かくメモをとる姿に、感動するとともに、私も見習いたいと感じました。

こんな健気な姿をみたら、応援せずにはいられません。英語や日本語を教えるだけじゃなく、子供たちがきもちよく勉強し、夢への一歩を踏み出せるよう、ぴかぴかの教室でお迎えしたいと思います。

それが、小さいけれど私たちにできること、子供たちへのエールにかわると信じて、明日も真心込めて、教室をきれいに掃除します。

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