プロジェクト報告 / 現地のいま

新年のご挨拶~CBB新たな挑戦の年に向けて~

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あけましておめでとうございます。

CBBジャパン代表、藤野太一朗です。

昨年CBBは、その活動を大きく拡大させました。今までの中等教育支援に加えて大学進学や衛生教育にも取り組みました。日本国内では、カンボジアフェスタへの出展やKIVOのパネルディスカッションへの参加など、対外的に出る場面も増えてきました。
2011年に高橋と2人で立ち上げた時では考えられないくらい、様々な支援を現在実施してきています。

我々のような若輩者が支援の規模が拡大出来たのも、皆さまのさまざまな応援があってのことだと思います。本当にありがとうございます。皆さまの想いを無駄にせぬよう、これからもより効果的な支援を行うよう心がけていきたいと思います。

2014年、今年度CBBは新たな挑戦に臨みます。それは初等教育支援竹自転車の製造です。初等教育支援が成功すれば、初等、中等、高等教育へと一貫した支援を実施することが出来ます。また、竹自転車の製造はCBBの新たな財源の確保を目的としてチャレンジするものです。ソニーマーケティング学生ボランティアファンドより助成金も頂いており、益々身が引き締まる思いです。

新しい挑戦を続けていくCBBを今年もどうかよろしくお願いいたします。

CBBジャパン代表 藤野太一朗

                                             

 

元旦からのチャリ100プロジェクト実施

皆様あけましておめでとうございます。CBBカンボジアよりマサこと高橋昌祐樹です。カンボジアには旧正月とクメール正月もあるため、今までで一番新年らしくない新年を向かえました。また1月1日朝6時から「チャリ100×マイクロファイナンス」プロジェクトのために農村に行くなど、本当に新年感を味わえませんでした。しかしプノンペンでの年越しもまた楽しかったです。

藤野同様、僕も昨年がCBB飛躍の年になったと感じています。無事大学進学支援を開始することができ、日々彼らとシェアハウスで生活する中で多くの刺激を逆にもらっています。チャリ支援も3年目3回目を無事提供し終え、現在「チャリ100×マイクロファイナンス」プロジェクトを進め、昨日元旦にさっそく36名に自転車を新規提供しました。

たった1日で3年間の自転車提供台数の2倍を提供することができ「この3年間は失敗しかしてなかったんだ」と改めて気付かされました。10日以内に計160台近くを提供します。昨年までの18台の自転車提供および定期インタビューでも「世界を変える」ということは実感できました。18名の貧困層の人生は大きく拓かれたと自信をもって言えます。

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(2014年元旦のチャリ100プロジェクトでの1コマ)

 

「世界を変える」

しかし世界が狭すぎました。昨日1日で1つの小さな村の中に36台もの新しい自転車が登場しました。村人全てが否が応でも「自転車の存在≒学校に行くことの意義」を見せつけられる現象です。今回自転車を手にしたのは「チャリ×マイクロファイナンス」という新しい仕組みに飛びついたアーリーアダプター。貧困層は総じて1番最後のボリューム層ですが、今回一般家庭の多くの子どもが自転車を手にし、村内の「普通」の価値観が変わりました。日常の風景が変わりました。貧困層が目を覚ますのも時間の問題で、少し大きく「世界を変える」を体感している日々です。

しかし今回の支援はCBBの力だけで成し遂げたのではありません。今回3名のドナーの方に各25万円(自転車50台分)、計75万円(150台分)を投資および寄付として頂きました。本当にありがとうございます。今後は投資受け入れおよび「〇〇村の50台の自転車は〇〇さんからの寄付(25万円)」「〇〇地域の自転車400台は〇〇さんからの寄付(200万円)」という小学校建設の寄付スタイルを実現でき、更に「農村ホームステイ」を日本の皆さんに体験してもらえるのではと今からワクワクしております。

今年の抱負

CBB当初からの問題意識であった「カンボジアの退学問題」。中学進学時にフォーカスを決めた3年前。そして今年、ついに1つの地域で「中学進学時の退学率ゼロ」の予防的解決を実現できると強く感じました。全体としてCBBは「農村の貧困層の子どもでも大学に行ける仕組み作り」を目指し中学進学・大学進学にフォーカスして参りました。チャリ100プロジェクトによる自転車支援をまずは1000人今年中に越します。大学進学においても200人近くまで拡大します。

昨年1年間が「新しい挑戦の意」で飛躍の年ならば
今年はNPO法人格も近いうちに取得し
バンブーチャリ製造と初等教育支援による「新しい挑戦の意」で飛躍の年
チャリ100と大学進学支援による「規模拡大の意」でも飛躍の年としたいと思います。

しかし皆様のご協力なくしては何も出来ない若いCBBです。どうぞ今年も更に更によろしくお願い致します。

CBBカンボジア現地代表 高橋昌祐樹

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