春プロジェクトと支援の大局観【衛生(ごみ拾い・トイレ)編】




こんにちは。国際協力NGOCBB現地代表、高橋昌祐樹です。

僕が初めてカンボジアに小学校建設で訪れたのは2010年夏、大学2年生の頃でした。

それから半年後に知り合ったカンボジア人たちに協力してもらって文房具寄付を。

その後CBBを設立、2011年夏には「自転車支援」を5名から始めました。

2015年の今、256名にまで拡大した自転車支援とその他諸々。

山田先生が住んでくださっているおかげで日本語教室からハンズオフできました。

現地インターン生鹿島も来てくれているおかげで「現地調整」からもだいぶハンズオフ。

 

現地調整とは…CBB国内学生メンバーが春夏に渡航する際に現地サイドでやることです。

国内で考えてきてくれたプロジェクトを現地に合わせて、そんでよりニーズに合うように着地点を探し、事前に告知をしてき、当日の準備もしておき、というようなことです。

ここで僕は特にそうなんですが、目の前の準備をやっているうちに「大局」を見失うんです。意義とか目的とかよく分からなくなってくるんです。

 

今回行われる春渡航のプロジェクトを元に、CBBのプロジェクトだけでなく他の支援にも通じることを願い、大局的な話ができたらと思います。※想定はカンボジア農村です。

衛生プロジェクト(ごみ拾い・トイレ掃除)

チャリプロジェクト(20台無償支援・80台マイクロファイナンス)

CBBスクール(日本語授業継続・英語授業開始)

今日は衛生について。

 

衛生プロジェクト(ごみ拾い・トイレ掃除)

こちらはいかに継続するかが鍵です。一回掃除したって意味がない。お菓子など餌で釣っても餌がなくなったら終わってしまいます。会場は農村の小学校です。

例えば、

週に一度の全校集会でみんなで一斉に掃除するとか、
一人怖い先生がいて、授業の開始前に必ず教室を掃除するとか(CBBスクール日本語教室はこのやり方)
クラスごとに競争させて景品を用意したり、
清掃係りを作って
いっそ清掃員を雇ったり
先生にお給料をあげて生徒を好きに使ってよいとしたりetc…

意外と学校には掃除用具があったり、ゴミ箱も設置されています。

しかし誰も掃除なんてしません。

理由は「汚くないから」

と、大して汚くもないのに毎日学校を掃除してきた僕ら日本人には理解しがたい訳ですが、砂埃が舞う道路、家、学校、埃や砂は元からあるもので汚くは無いのです。最近できたお菓子の包みのようなプラスチックゴミも正直大した量にはなりません。

確かに日本人から見ると村も学校も汚いんです。ゴミは落ちてるし埃だらけだし。NGOの出番ですね、啓蒙。

日本の小学校の映像を見せて、紙芝居をして、ポスターを貼って、ビラを配って、音楽に合わせてごみ拾いして、ゴミ箱と掃除道具を一緒に使った後寄付して。どこまで定着できるんでしょう。

正直、僕この衛生とやらをどう解決したらいいのか全然分かりません。

プノンペンのCBBハウス前の我が家のゴミ集積所。20名弱が住むうちのシェアハウスなのでゴミも出ますし、場所的に通行人もよくポイ捨てしていきます。そしてぐちゃぐちゃに。掃除をするのはもちろん僕。毎回憤りながらも、いやこれが僕の仕事なんだと思いながらも、そこらへんにいる学生に手伝わせます。ただ僕が家を一週間空ければまたぐちゃぐちゃのゴミ達。汚いですからもちろん誰も触りません。でもこういうことなのかもしれません。

毎週CBBハウスのゴミ集積所を綺麗にする僕。毎授業前に生徒に掃除をさせるスクールの山田先生。仕組みよりも結局は「人」が必要なのかもしれません。

p.s.余談です。プノンペンのイオンは綺麗なんです。誰もポイ捨てしないんです。綺麗だから。ゴミ箱があって、もちろんすごい数の清掃員もいるのですが。前CBBハウスは元が古く綺麗にしようがなかったので埃はたまり放題でした。新ハウスは元が新築でタイルも綺麗なので学生たちも家の中は綺麗に保っています。

人間、綺麗なものを汚すには抵抗があるようですね。

でもこれじゃこの問題は解決しない。

そもそも衛生改善なんて必要ないんじゃないの…ってそれでは議論がぽしゃってしまうので禁句です。

衛生関連の継続支援、成功事例があったら教えていただけると幸いです。

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春プロジェクトと支援の大局観【衛生(ごみ拾い・トイレ)編】




こんにちは。国際協力NGOCBB現地代表、高橋昌祐樹です。

僕が初めてカンボジアに小学校建設で訪れたのは2010年夏、大学2年生の頃でした。

それから半年後に知り合ったカンボジア人たちに協力してもらって文房具寄付を。

その後CBBを設立、2011年夏には「自転車支援」を5名から始めました。

2015年の今、256名にまで拡大した自転車支援とその他諸々。

山田先生が住んでくださっているおかげで日本語教室からハンズオフできました。

現地インターン生鹿島も来てくれているおかげで「現地調整」からもだいぶハンズオフ。

 

現地調整とは…CBB国内学生メンバーが春夏に渡航する際に現地サイドでやることです。

国内で考えてきてくれたプロジェクトを現地に合わせて、そんでよりニーズに合うように着地点を探し、事前に告知をしてき、当日の準備もしておき、というようなことです。

ここで僕は特にそうなんですが、目の前の準備をやっているうちに「大局」を見失うんです。意義とか目的とかよく分からなくなってくるんです。

 

今回行われる春渡航のプロジェクトを元に、CBBのプロジェクトだけでなく他の支援にも通じることを願い、大局的な話ができたらと思います。※想定はカンボジア農村です。

衛生プロジェクト(ごみ拾い・トイレ掃除)

チャリプロジェクト(20台無償支援・80台マイクロファイナンス)

CBBスクール(日本語授業継続・英語授業開始)

今日は衛生について。

 

衛生プロジェクト(ごみ拾い・トイレ掃除)

こちらはいかに継続するかが鍵です。一回掃除したって意味がない。お菓子など餌で釣っても餌がなくなったら終わってしまいます。会場は農村の小学校です。

例えば、

週に一度の全校集会でみんなで一斉に掃除するとか、
一人怖い先生がいて、授業の開始前に必ず教室を掃除するとか(CBBスクール日本語教室はこのやり方)
クラスごとに競争させて景品を用意したり、
清掃係りを作って
いっそ清掃員を雇ったり
先生にお給料をあげて生徒を好きに使ってよいとしたりetc…

意外と学校には掃除用具があったり、ゴミ箱も設置されています。

しかし誰も掃除なんてしません。

理由は「汚くないから」

と、大して汚くもないのに毎日学校を掃除してきた僕ら日本人には理解しがたい訳ですが、砂埃が舞う道路、家、学校、埃や砂は元からあるもので汚くは無いのです。最近できたお菓子の包みのようなプラスチックゴミも正直大した量にはなりません。

確かに日本人から見ると村も学校も汚いんです。ゴミは落ちてるし埃だらけだし。NGOの出番ですね、啓蒙。

日本の小学校の映像を見せて、紙芝居をして、ポスターを貼って、ビラを配って、音楽に合わせてごみ拾いして、ゴミ箱と掃除道具を一緒に使った後寄付して。どこまで定着できるんでしょう。

正直、僕この衛生とやらをどう解決したらいいのか全然分かりません。

プノンペンのCBBハウス前の我が家のゴミ集積所。20名弱が住むうちのシェアハウスなのでゴミも出ますし、場所的に通行人もよくポイ捨てしていきます。そしてぐちゃぐちゃに。掃除をするのはもちろん僕。毎回憤りながらも、いやこれが僕の仕事なんだと思いながらも、そこらへんにいる学生に手伝わせます。ただ僕が家を一週間空ければまたぐちゃぐちゃのゴミ達。汚いですからもちろん誰も触りません。でもこういうことなのかもしれません。

毎週CBBハウスのゴミ集積所を綺麗にする僕。毎授業前に生徒に掃除をさせるスクールの山田先生。仕組みよりも結局は「人」が必要なのかもしれません。

p.s.余談です。プノンペンのイオンは綺麗なんです。誰もポイ捨てしないんです。綺麗だから。ゴミ箱があって、もちろんすごい数の清掃員もいるのですが。前CBBハウスは元が古く綺麗にしようがなかったので埃はたまり放題でした。新ハウスは元が新築でタイルも綺麗なので学生たちも家の中は綺麗に保っています。

人間、綺麗なものを汚すには抵抗があるようですね。

でもこれじゃこの問題は解決しない。

そもそも衛生改善なんて必要ないんじゃないの…ってそれでは議論がぽしゃってしまうので禁句です。

衛生関連の継続支援、成功事例があったら教えていただけると幸いです。

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