お世話になっております。長期インターン生の勝間田です。
最近とてもハッピーなことが起きました。
以前CBBに来ていた生徒が戻ってきてくれました。生徒が来なくなって戻ってくるということは少なくありません。
生徒が来なくなる理由
いなくなる理由にはいくつかありますが、大きく2つだと考えています。
1つ目は好きなインターン生がいなくなったからです。
そのインターン生のことが大好きで、その人に教えてもらいたくて来ていた生徒が、インターン生が帰国したことによって、来なくなるということは大変多い事実です。
皆さん、これについてはどう考えますか?勉強しなくてはいけないのにそれではダメだ!と一蹴するか、仕方がないと思うか。
これは現地に来てみると分かります。非常に難しい問題です。
2つ目は勉強したいが、インターン生の言語力が乏しい現状があると、しっかり勉強できないから来てもしょうがないなという感情を生徒がもつからです。
インターン生が入れ替わっていくこと、短期インターン生ばかりだとクメール語の上達に限界があります。
その人の言語力、コミュニケーション能力ということではなく時間の問題ということです。
そうすると、生徒は継続してCBBに来ていて、授業のレベルが少しずつ上がっていくのに、教員であるインターン生の言語力がリセットされていく状況が生まれます。
これだと需要と供給のバランスが崩れてしまいます。あくまで私の経験から書いているので、意見は様々でしょう。
生徒が減ってしまう悔しさ
今回、戻ってきてくれた生徒には、私は強い思い入れがありました。
他の生徒も等しく大切ですが、この生徒達は私の中で特別な感情が沸き上がります。
2017年10月下旬、CBB現地に私1人となりました。
それまで2人で授業をしていましたが、私だけになってしまい、次にインターン生が来るのが12月末だったので、2か月間1人という状況になります。
私ではなく、もう1人のインターン生の方がその子たちを受けもち、授業をしていました。
その子たちも先生のことを大好きで、毎日CBBに来ては笑顔を見せてくれていました。私も一緒に遊び、学んでいました。
しかし、私が1人になってから、生徒数が多く私1人で授業をまわしきれなくなり、全員にしっかりと教えてあげたいのに、子供の人数に体1つが対応できず、言語力も乏しく、満足に説明もしてあげられませんでした。
ずっとCBBに来ている生徒なので、過去のインターン生が頑張ってきた努力の結晶があの子たちのようなイメージでした。
なんとか繋ぎ止めようと思いましたが、少しずつ来なくなり、顔を見ることはなくなっていきました。
当時、本当に悔しかった思いがあります。自分がしっかりと授業できていたら、ずっと来てくれていたのにと思います。
多分、CBBに来たかっただろう子たちを失ったことが辛かったです。
戻って来てくれた生徒たち
今ならクメール語もできるようになり、しっかりと説明も指示もできます。あの子たちのことがずっと頭にあり、このまま帰国するのかと思っていましたが、突然来てくれ、勉強したいと言ってくれたため、涙が出そうになりました。
それくらい嬉しかったです。教員という立場は子供がいるから成り立つものです。
子供のことで一喜一憂し、悩み、ストレスもあります。
しかし、こういう感情を抱けるというところに最大限の魅力を感じます。長く現地にいてよかったと改めて感じた瞬間でした。
今後、来続けてくれるかはわかりませんね。それでも再会できたことを嬉しく思い、来てくれるならば温かく迎え続けたいです。
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