Vision 私たちのビジョン
すべての子ども達に教育へのフリーなアクセスを
私たちはカンボジアを主とする発展途上国で教育支援を行っています。
みなさんのカンボジアのイメージは何でしょうか。
世界遺産の「アンコールワット」は有名ですし
近年は「経済成長」や「日系企業進出」も著しい国の一つです。
今、この「格差」がこの国で最も大きな問題となっています。
カンボジアでは1970年代から90年代、当時の権力者ポル・ポトによって内戦勃発しました。
内戦の中で多くの尊い命が失われ、教育もまともに行われていませんでした。
終戦した今でも当時の爪跡は強く残っています。
特に、中学校・高校への進学率の低さは目に余るものがあります。
家庭の様々な事情で学校に行けない、退学せざるを得ない、そんな子どもたちを一人でも減らすために
私たちは活動を続けます
国を担う人財の輩出を
「支援漬け」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
紛争後、長らく他国からの援助お受けてきたカンボジアやアフリカ諸国を指す言葉です。
実際、カンボジアにいるとこうした場面にまだまだ出くわします。
だからこそ「チェンジ」が必要なのです。
根本的な発想の転換が必要なのです。
それが「カンボジア人自身の手による教育支援」です。
支援によって最低限の教育を届けることができたとしても、持続的な将来像が見えません。
そこで、この貧困地域から国/地方の行政や教育機関を支える若者を輩出できたら「もう少し現状が変わるかもしれない」
そんな期待を込めて「リーダー」を輩出するために人財育成も行っていきます。
私たちは「外国人が行う支援」ではなく「カンボジア人自身の手による教育支援」を提唱します。