こんにちは。連日のワールドカップのおかげで夜の楽しみが出来ていますインターン生の杉山です。今週の月曜日にキムホアという生徒の家で昼ごはんをご馳走になったのですが、そのキンホア君とその時に改めて感じた親が子供に与えている影響について書きたいと思います。
生徒の性格とその家庭の関係性は?
キンホアは17歳の男子高校生で、1カ月ほど前から彼の彼女がCBBに来ているというきっかけで、CBBに日本語を勉強し始めました。性格は非常に穏やかで爽やかで、勉強も真面目にする好青年という言葉が良く似合う人です。年齢も少し高いこともあり、他のCBBに来る生徒よりも精神的にも自立している様子が見て取れます。彼の家はCBBスクールからバイクで20分ほど離れたプサーパーブという少し都会の場所にあります。彼の家庭は比較的裕福です。両親はバイク屋を営んでおり、そのためか彼のバイクは他の生徒よりも上等なものを持っていて、家には冷蔵庫や洗濯機もあり、普段私が住ん でいる村の人からすると非常にうらやましい生活をしています。そんな彼の家庭をはじめて訪問したのですが、そこで感じたことはそのような経済的な豊かさだけでなく、彼の両親の子どもへのしつけがいかに行き届いているかです。またキンホアは11歳の弟と7歳の妹がいるのですが、同じ年齢の村の子どもと比べると、良い食べものを食べているためか体つきも良く、精神的にも落ち着きがあり、全体的にマナーも良くどこか日本人に似ているような印象を受けました。
フリースクールがやらなければならないこと
これまで生徒の家に何回か遊びに行ったことがあるのですが、今回のキンホアの例ように親と子どもの性格は非常に似ています。家に行くとCBBでの生徒の言動の背景がよ く分かり、子どもが成長過程における保護者の重要性を強く感じました。これは日本でも同じかもしれませんが、豊かな家庭の子どもほどマナーもよく勉強への意欲も高い傾向があるように思います。子どもたちに教えなければならないことは山積みですが、私たちは誰にでも開かれたフリースクールだからこそ、問題のある生徒に対しても、良くないところは指導していきたいと思います。
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