国際協力NGO CBBインターンの地下です。
カンボジアに到着して46日目になりました。
カンボジア農村部では、日本のようにゴミ収集車がなく、ゴミを分別する習慣もありません。
(プノンペン市内など都市部では日に複数回ゴミ収集車が来る地域もあります。)
そのためCBBスクールの庭にも多くのごみが散乱しています。
日本で生活していたら、気になるゴミもカンボジアではあまり気にしていませんでした。
しかしPC教室が始まり、PCを1年でも長く使うために、子どもたちに「物を大切に長く使うことの大切さ」を伝えたいと思いました。
そこで先週から、PC教室での飲食を禁止することを生徒と再確認しました。
スクールの子どもたちは授業中もお菓子や果物を普通に食べます。
そして教室から食べた後のごみを外に捨てます。
そのゴミがCBBスクール中に散乱していることに改めて気付かされました。
私は「この習慣を無くしたい」と心に決めました。
そこで、まずはスクールを歩き回り、どのようなごみがどれだけ落ちているのかを調べました。
多くのごみはビニール袋、発泡スチロール容器、ストロー、缶でした。
多くは、日本で「燃えないゴミ」に分類されるものです。
そして、まずは自身が毎日ゴミ箱3箱分を拾い、大きな穴に集めることを決めました。
拾ってみると、自分でも気付かなかったゴミが沢山落ちていました。
日本語で書かれたものは過去のインターン生の物、私が最近使ったゴミも落ちていました。
気付かないところで、ゴミを捨てていた自分を恥ずかしく思いました。
ゴミ拾いを始めて3日目にして、スクールが少しずつきれいになっているのを実感しました。
しかし、明日からまたCBBスクールが本格的に再開します。
CBBスクールには売店があるので、そこで買ったゴミをゴミ箱に捨てる習慣を改めてつけていきます。
ただ捨てるだけでなく、ペットボトルと缶はリサイクルすることが出来るので、分別の方法や意義も授業の中で伝えることで環境問題についても子どもと一緒に考えていきたいと思います。
毎回の授業の初めに、ルールを確認し継続的に声掛けを行っていきます。
最終的には、生徒全員でごみを拾う日も作りたいと思っています。
日本でいう「奉仕作業」です。
実際にゴミを拾うことで、自分が捨てたゴミが残り続けることに気づき、自分を改めることで心の面でも成長も視野に入れて子どもと関わっていきます。
綺麗なCBBスクールを皆で作っていきます。
それではチョムリアップリア。
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