こんにちは。お世話になっております。インターン生の杉山です。
今日は先週末のプノンペン観光を通して気になったカンボジアの格差問題について書きたいと思います。
プノンペンのイオンから見えてくる問題
前回のブログで書いた通り、僕は週末に首都プノンペンのイオンに行きました。
そのイオンは日本で私たちが見かけるような、イオンと値段も含めて全く同じで、家電量販店・映画館・スーパー・雑貨店・百円均一ショップ・フードコートなどがあり、カンボジアにいながら日本にいるような気分にさせてくれ、多くの人で賑わっていました。
というのも中の店だけではなく、建物内も清潔でお客さんも街中を歩いている人に比べて身だしなみが綺麗な印象を受けました。
事実、イオンの駐車場には高級車をたくさん見かけました。
そのような快適な環境で週末を過ごす中で、ふとカンボジアの格差問題が気になりました。
カンボジアの経済指標
IMFとJETRO(日本貿易振興機構)のデータによると、2017年の一人あたりGDPは日本が38,440USドルに対し、カンボジアの2016年のそれは1,230USドルと30倍以上の差がついています。
これを見ただけでも、カンボジアの人にとって日本と同じ価格で売っているイオンの商品は非常に高価なことだと分かりますね。
ではなぜカンボジアでイオンが受け入れられているのでしょうか。
それはやはりカンボジア国内にある格差にあるのでしょう。
Sankei bizの記事によると、「可処分所得については、プノンペンと農村の格差が顕著だ。プノンペンの1世帯当たり1カ月の可処分所得は約285万6000リエルで、地方の農村地域の約116万3000リエルの2倍以上となっている。」
と言われており、大きな格差が生まれています。
CBBがあるのはプノンペンから車で2時間ほどの農村ですが、実際に私が人々の身なりを比べると貧富の差があるといわざるを得ない状況になっています。
日本人にできることは?
このような格差問題を少しずつ少しずつ解消するために、僕たちは農村の子供たちに語学を教えています。
そして子どもたちが語学力を活かし将来より高所得な仕事に就き、仕送りなどを通して農村の方々の生活を改善してほしいと僕は思っています。
現実は難しさを痛感する毎日で、道のりは長いですが、一歩一歩頑張りたいと思います。
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