こんにちは。皆様お世話になっております。法政大学1年の伊藤陽子です。
こんにちは。法政大学1年の伊藤陽子です。CBBは現在進行中の渡航で2回掃除プロジェクトを行いました。今回はその掃除プロジェクトを通して私が感じたことをお話しします。
プロジェクトの概要はというと、小学校の先生と子どもたちに掃除の意義についてのレクチャーを行い、その後実際に大掃除を行うというものです。
私がこのようなプロジェクトを始めたいと思ったのは、去年のカンボジア夏渡航に参加したCBBメンバーの話がきっかけです。
私はその夏渡航に参加しなかったのですが、参加したメンバーが言っていたので印象的だったのは、「汚い」とか「ポイ捨てがひどくてゴミが散乱している」というような環境問題でした。
私はきれい好きなので、「そんな環境で暮らすのは気持ち悪いし、絶対やだ」「きれいな環境を当たり前にしたい」そういう思いでプロジェクトを始めました。
実際に企画はどうなったかというと…
おおむね成功に終わりました。先生も子どもたちも真剣にレクチャーを聞いてくれて、掃除もみんな進んでやってくれました。最後はみんなで一緒に踊って、子どもたちにとっても私たちにとっても楽しいプロジェクトになったと思います。
(▲大きなバナーを使用して説明。合わせて400人以上の生徒が集まりました。)
このように無事プロジェクトは終わったのですが、プロジェクトを始めたころと今実際にカンボジアの地に来てから、私の環境問題に対しての考え方には少しギャップがあります。
企画し始めたころは「きれいなほうがいいはず」と強く思っていたはずなのに、実際に来てみるとその環境に衝撃を受けたのは最初だけでした。むしろ次第に仕方ないのではと思うようになりました。
(▲ゴミ拾いでの一枚。想像以上に積極的にゴミ拾いしてくれたのが印象的です。)
例えばポイ捨てです。カンボジアではポイ捨てが当たり前です。日本では白い目で見られますが、カンボジアではそうではありません。実際にその地に来 てみるとゴミが散らばっている道路がむしろ当たり前になります。そのような環境に数日いただけで日本人である私もポイ捨てしそうになりました。
(▲大好評だった手洗いレクチャー。子どもたちにも受けがよく、家に帰って家族に手洗いの仕方を教えた子どももいたらしいです。)
プロジェクトを通して、環境問題を解決するにはカンボジア人の考えが変わるほか道はないという結論が自分の中ででました。日本のNGOがそこにどのように関わっていくべきなのか、それとも下手に手出しをしても無駄なのかはわかりません。ですがこのプロジェクトをきっかけに、カンボジア人の観点から見た環境問題についても考えてられたらなと思います。
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