こんにちは、お世話になっております。インターン生の川崎です。
インターン31日目になりました。新しいインターン生、後藤志織さんがやってきて、授業は志織さん主体で回していくようになりました。
私は映像授業撮影・編集、ブログ投稿など事務作業をメインにしつつあります。
少し子供たちと関わる時間が減り客観的に授業を見られるようになってきたところで、「教えるって楽しいな、子供っていいな」と純粋に感じたときについてお伝えします。
➀ 名前で呼びかけてもらえたとき
生徒たちがスクールにやってきて私を見つけたときに「くみこー!」と寄ってきてくれるようになりました。
私の名前を覚えてくれたこと、そして単なる知り合いではなく先生・友達として認めてくれたことが嬉しかったです。
② 諦めずに目標を達成したとき
夜6時から日本語を勉強している女の子、スレイティ。「あいうえお」5文字覚えるのに他の子の3倍時間がかかります。
「ティーチャー、おっ ちぇ (先生、できないよ)」と弱音を吐きながらも、カードを見ながら何度も唱えて練習します。
時には他の子に「私に問題を出して」と頼んでいることもありました。そして5回目のテスト。
一回目では「あ」のカードを見て、それが「あ」だとわかるまで3秒かかっていたのが、見た瞬間にぱっと答えられるまでになっていました。
「もう一回覚えなおして」と何度言われても、諦めず頑張ってくれたこと、そして合格したときの満面の笑顔は忘れられません。
③ 教えた内容をしっかり覚えていたとき
夕方4時からの元気一杯の中学生男女グループ。日本語で「長い」「短い」「早い」「遅い」をジェスチャーを交えて教えました。
「長い」は両手を横いっぱいに広げる、「早い」はその場で高速足踏みをしました。
そして次の日、私を見るなり「ティーチャー、はやいはやい!」昨日勉強したことをしっかり覚えていました。
次の日、三日後、翌週になっても「ティーチャー、はやいはやい! ながーい!」と話しかけてくれます。
ノートに書きとって終わりではなく、きちんと身についていたこと、そして積極的に使おうとしてくれたことに感動しました。
④ 「日本語勉強したい!」と言ってくれたとき
夕方4時からの中学生グループ。以前は英語だけを勉強しに来ていて、日本語には興味がありませんでした。
しかしカリキュラム大改革後、日本語も勉強することになりました。
「あいうえお」を教え始めると、新しい文字が読めるようになるのが楽しいようで、一日で20個覚えることもあります。
そしてスクールに来るたび「ティーチャー、日本語勉強したい!」と言ってくれるようになりました。日本語に興味を持ち、好きになる瞬間を共有できたことは日本人として幸せです。
子供たちに未知の言語を教えること、それは彼らにとってもわたしたちにとっても簡単なことではありません。
わたしたちの授業で彼らの明日、5年後、10年後の未来が変わる、そんなわくわくに携われるのが教育の素敵なところです。
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