お世話になっています。
事務局員の脇坂祐汰です。
今回のスタツアではCBBスクールのあるコンポンチャムの小学校で、ゴミ拾いのイベントを行いました。
その時の様子を紹介したいと思います。
ゴミが多い。。。
カンボジアに来たのはこれで4回目。
ここで改めて気づきました。
「ゴミが多い」と。
特に村です。
お菓子屋飲み物を飲む村の人。
食べ終わったらゴミをその辺に捨てます。
カンボジアにたくさん来ている自分にとって不思議ではありませんでした。
CBBスクールもゴミで溢れかえっています。
ゴミが集まると、先生のプット君が火をつけて燃やします。
紙も、プラスティックも、ペットボトルも全てです。
その燃やした後をCBBスクールにいる2歳くらいの男の子が裸足で走り回っているのでちょっと衝撃的な光景かもしれません。
また、プノンペンは比較的にゴミで溢れかえっていませんが、綺麗とは言えません。
そのため、日本から来る人にとってはゴミに目が行くかもしれません。
参加者の人たちもゴミの問題については衝撃を受けていました。
村のゴミ問題を少しでも解決したい。
その想いから、プロジェクトを考える際に小学校でゴミを拾うプロジェクトをすることになりました。
小学校のゴミ事情
今回のプロジェクトを行った小学校はCBBスクールからトゥクトゥクで3分ほど行ったトムノ小学校です。
この小学校は、スクールからも近いということもありスクールで勉強している子ども達も多くいました。
小学校のゴミ事情はというと。。。
案の定あちらこちらにゴミが落ちています。
教室には一応ゴミ箱が設置されていました。
ゴミが溜まるとゴミ捨て場に集めている姿も見えますが、なぜ校庭にはゴミがたくさんあるのでしょうか。
正直不思議でなりませんでした。
さて、いざイベント開始です。
GYAのチャンターの協力もあり、巨大なスピーカー、広報ができたおかげで約350人の生徒が集まりました。
日本人学生とメコン大学の学生が二人組を作り、各学年の小学生を率いてゴミ拾い開始。
大きめの袋はあっという間にいっぱいになります。
校庭、水道周辺、隣接しているお寺内などあらゆるところにあるゴミを拾います。
こんなところのゴミも拾うのか、そう感じてしまうほどのところにある植木の中もゴミを拾います。
そのようなところにもゴミがあることに気づくのに、どうしてゴミをぽいぽいその辺に捨ててしまうのか、ちょっと不思議にも思いました。
これから期待していること
無事に、ゴミ拾いプロジェクトは終わりました。
このプロジェクトを行ったことで、その日と数日間は綺麗になるはずです。
しかし、個人的にゴミをその辺に捨てるという行為は彼らの習慣でもあると思います。
習慣をたった数日間村に滞在した日本人が、数時間で変えることは不可能だと感じています。
では一体何ができるのか、何が必要なのか。
それは、継続的な活動だと思います。
去年の2月には、別の小学校で歯磨き講座のプロジェクトを行いました。
その時も子どもたちと一緒に実際に歯磨きをして、正しい磨き方をレクチャーしました。
しかし、現在でもその小学校で継続して行われているかわかりません。
継続的に活動していないからです。
もちろん自分たちCBBはゴミ問題、歯磨きの改善のための団体ではありません。
ですので、毎年何かしらのプロジェクトはできません。
そういう意味では、継続的な活動は難しいかもしれません。
しかし、村に珍しい外国人が来て、何かしらのプロジェクトをしていたなという程度でもいいので、彼らの記憶に残って欲しいと感じました。
次のスタツアは一体どんなプロジェクトをやるのか。
ワクワクする気持ちでいっぱいです。