8月16日、金曜日。
カンボジアでの生活が4日目になりました。
今日はCBB学生部で企画したドッジボール大会をGYAというスクールで開催しました。
ドッジボール。
日本では誰しもが小さい頃やったであろうスポーツ。
しかしカンボジアではドッジボールは馴染みのない競技でした。
この記事の目次
大きな壁
母国語の違う子ども達に0からルールを説明することはかなり苦戦しました。
図を書いて説明するも理解には難しく、現地の英語を話せる方にクメール語でルールを通訳をしてもらうことで何とか理解してもらうことに成功しました。
そして実際にプレイしてみて要所要所で説明をすることでだんだんとドッジボールになっていきました。
ルール説明は前々からかなり不安だったため、ちゃんと伝わったことでかなり安心しました。
嬉しさと喜びが溢れてきました。
また当初は子どもたちが集まらなくて10人くらいでした。
しかし、途中からぱらぱら〜っと来てくれて最終的には約80人くらいもの生徒が集まってくれました。
途中から参加してくれた子たちは既にプレイしていた子たちをみていたからか飲み込みが早く、次第に大会らしくなっていきました。
大会としては6つのチームを作って、それをそれぞれ2チームずつを3つのコートに分けて試合をしてもらいました。
やっぱ男の子は強くてめっちゃ投げるの早いし、パス回しとかもすごいうまくこなしているしすごいと思いました。
女の子も積極的に参加してくれて嬉しかったです。
ふとした喜び
子供達が試合に勝って手を上げて喜んでいる様子。
もう1試合やろう。となった時に笑顔ですぐ自分のエリアに走って戻る子。
そんな姿を見て、本当に楽しんでくれているんだ。と思えた。よかった。
最終的にはベストプレイのチームを1チーム選出し、賞品として、衣類、勉強に使う本、それに水を渡しました。
他のチームにも本と水を渡しました。
1人1人手渡しで行いましたが、みんな手を合わせて感謝してくれました。
めちゃくちゃいい子たちだ!!としみじみ感じていました。
プロジェクトの意味
正直ドッジボールを子ども達にしてもらうことで将来的に子ども達にとって実用的にプラスになることはないんじゃないかなーと思います。
だったら勉強した方がいいでしょとか思うことはあります。
それでも子どもでいる期間ってとても貴重だと思うし、その間に経験することってほんのわずかなことでも本当に大きな財産になると思うんです。自分の経験上。
だから、1ミリでも0.1ミリでもいいから今日のことを思い出に残してくれたらいいなと思います。
自己満足的なとこはありますけど笑
総括して1日を通して思ったのは、言語の壁があっても現地の人々とうまく交流することが可能だということ。
村の人々は裕福でなくともたくましく生活しているし、みんな温かいということ。
本当に楽しかった。
今回開催にあたって協力してくれたGYAの方々ありがとうございました!
最後に!
CBBの学生部に所属している人は十数人いますが、今年の夏にカンボジアへ渡航するのは自分1人だけだったため、プロジェクトをするにあたってかなり不安でした。
そんな中で、現地にいるCBBスクールの日本人インターン生の存在はとても大きくて本当に感謝しています。
ほとんど頼りっぱなしで申し訳なかったです!すみません!
ありがとうございました!
CBB学生部 法政大学 渡邊 一貴